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出版社内容情報
精緻な人間描写で物語に永遠の命を吹き込んだ紫式部…この一冊で、千年の愛の秘密を読み解く。 精緻な人間描写で物語に永遠の命を吹き込んだ紫式部…この一冊で、千年の愛の秘密を読み解く。
竹内正彦[タケウチマサヒコ]
監修
内容説明
精緻な人間描写で、物語に永遠の命を吹き込んだ紫式部…この一冊で、千年の愛の秘密を読み解く。
目次
序章 『源氏物語』とは何か
第1章 光源氏の誕生―「源氏の君」の青春と恋の冒険の始まり
第2章 禁断の恋と紫の上―藤壺との恋の成就と訪れた破滅の時
第3章 栄華の頂点―六条院に繰り広げられる雅びな姫君争奪戦
第4章 六条院の暗雲―女三の宮の降嫁が呼び起こした波乱と紫の上の苦悩
第5章 薫と匂宮―宇治の姫君たちとの恋と終わりゆく物語
著者等紹介
竹内正彦[タケウチマサヒコ]
1963年、長野県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は、『源氏物語』を中心とした平安朝文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪月花
44
何十年も前に読んで、確か途中で挫折した『源氏物語』を今年はじっくり読むことにして、まずはこの入門書で予習(復習?)してみた。相関図などの図解も豊富で、本当に面白く予習ができるが、やはり登場人物が多すぎて人間関係が複雑すぎる『源氏物語』は侮れない。入門書だけで終わらず、本編も読み始めよう。2024/01/30
やいっち
23
車中で折々読んできたが、間が開きすぎて、話が見えなくなる。与謝野「源氏物語」を今冬、読んだが、和歌が読み下し文なしで分からず、本書を参考にしようと手に取った。次回、他の誰かの「源氏物語」を読む際、改めて読むとして、今回は、本書、さらっと読むことにする。 …ということで、本日(日曜日)本書を読了させた。近いうちに誰かの口語訳「源氏」を読む際、本書も再読するかもしれない。こうでもしないと、「源氏物語」が理解できない。 2018/08/26
ひよピパパ
18
『源氏物語』の入門書。簡便にして系図などの図入りなので、ストーリーがスイスイ頭に入ってくる。青春出版社のこのシリーズは作品の梗概を知るのに好適だ。平安時代の「美しい女性」のポイントや宮廷と女性たちの身分/役割など、ちょっとした知識も教えてくれてありがたい。2021/09/22
takao
3
ふむ2024/06/27
柏
3
図や表がとにかく豊富。六条院、二条院、宇治の山荘、常陸国などの位置関係が地図を通して確認でき、さらに登場人物の移動順も番号を振って表されており分かりやすい。「野分」巻の夕霧の行動順は特に細かく知ることができる。あらすじも簡単にではあるがまとまっており復習できる。 2021/03/02