青春新書インテリジェンス<br> 名僧たちは自らの死をどう受け入れたのか

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青春新書インテリジェンス
名僧たちは自らの死をどう受け入れたのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413044882
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

悟りを開いた高僧としてではなく、一人の“生身の”人間として、彼らが人生の最晩年、迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。親鸞、一休、良寛、西行、空海…悟りを開いた高僧としてではなく、一人の“生身の”人間として、彼らが人生の最晩年、迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。「不安」な人生の中に「安心」を見いだす生き方のヒント。

向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。作家。浄土真宗本願寺派僧侶。拓殖大学卒業後、週刊誌記者などを経て現職に。保護司、日本空手道「昇空館」館長の顔も持つ。政治家から仏教まで、幅広いジャンルで人間社会を鋭くとらえた観察眼と切れ味のよい語り口には定評がある。

内容説明

親鸞、一休、良寛、西行、空海…迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。「不安」の中に「安心」を見いだす心のあり方。

目次

1 最後まで生に執着してこそ人間―「死にとうない」 仙〓(がい)
2 今際の際まで「いまを生き切る」―亡骸は賀茂川の魚に与えなさい 親鸞
3 「自分を縛るもの」を知れば、楽に生きられる―釈迦も達磨も猫も杓子も、死んだらみな同じ 一休
4 生きてきた人生そのものが最大の形見―「かたみとて何のこすらむ春は花…」 良寛
5 不条理な人生をどう割り切るか―「ま。こんなところですな」 山岡鉄舟
6 執着の果てに開けてきたもの―「願はくは花のもとにて春死なむ…」 西行
7 「明日」を捨ててこそ安心は得られる―死ぬときまでは生きている 一遍
8 楽観して努力する、ということ―道なかばであろうとも、精根尽きるまで生き切る 最澄
9 真の終活とは「いまをどう生きるか」―「死に死に死んで、死の終わりに冥し」 空海
10 苦悩の人生に見いだした生への讃歌―「もりもり盛りあがる雲へあゆむ」 種田山頭火

著者等紹介

向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。作家。浄土真宗本願寺派僧侶。拓殖大学卒業後、週刊誌記者などを経て現職に。保護司、日本空手道「昇空館」館長の顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

12
10人の名僧が如何に生き、如何に死んでいったか、真宗の僧籍を持つ著者が独自の見解を加えつつ、生死のあり方を見つめた本。著者は冒頭で結論を示す。「名僧」は「迷僧」であると。名だたる高僧だって、悩み苦しみながら生き抜いた。自死を試みた僧もいる。凡人である私が迷うのは尚更だ。僧である前に、一人の人間としてのドラマを10人分見た気分で読後の今は、感想が何だかまとまらない。迷う自分を居直ることなく肯定して生きて行けば良い、そんな事を感じたかな。ところで、山岡鉄舟がかっこよすぎました。私、男ですけど惚れまスた。2016/11/20

舟江

8
まあ面白かったが、話の信ぴょう性は?????であった。例えば良寛。僧侶としての活動はほとんどしていないに等しい。と記述されているが、新興宗教のように、説法でこけおどしをするのが仏教ではないし、ましてや法事や葬式しかできない僧侶は、その資格すらないと言える。現世の人にそっと寄り添うのが仏教ではないだろうか。2017/06/06

乱読家 護る会支持!

6
「死にとうない。仙厓」「亡骸は賀茂川の魚に与えなさい。親鸞」「釈迦も達磨も猫も杓子も、死んだらみな同じ。一休」「人生そのものが最大の形見。良寛」「生死一如。山岡鉄舟」「願わくば、花のもとにて春死なむ。西行」「捨てよ何もかも。一編」「道半ばであろうとも、精根尽きるまで生き切る。最澄」「今をどう生きるか。空海」。。。名僧は、迷僧。やはり、死の苦しみ・恐怖を克服できたわけではない。「死の苦しみ・恐怖」からは逃れられないなら、「死の苦しみ・恐怖」を持つ己と付き合って、最期まで生き抜くしかない。。。知らんけど。2016/11/19

散歩牛

5
有名な10人の僧の言葉やエピソードとともに、どのように生きて死に向かっていったのか分かりやすく書かれた本。「はじめに」で記されている通り浄土真宗僧侶である著者なりの解釈によって書かれた文章はテーマがはっきりと示されていて言葉の意味なども分かりやすく説明があってとても読みやすい。一口に「僧」と言っても各人それぞれの人生も死も、どのように違いどのように苦しんだのかもまちまちで興味深い。人生も死も人それぞれで唯一の正解など無いんだろうけど、何かに縋りたくなってしまうのもやっぱり人間だからなんだろうなあ。2016/09/20

1
新書のノリで読んだから、時々はさまれる著者の学術的な根拠を伴わない情緒的な語りがあまり好きではない。「友だちだったら」「私だったら」が入ったらそれはもうエッセイだけど、エッセイにしては面白くない。2023/09/20

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