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出版社内容情報
悟りを開いた高僧としてではなく、一人の“生身の”人間として、彼らが人生の最晩年、迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。親鸞、一休、良寛、西行、空海…悟りを開いた高僧としてではなく、一人の“生身の”人間として、彼らが人生の最晩年、迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。「不安」な人生の中に「安心」を見いだす生き方のヒント。
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。作家。浄土真宗本願寺派僧侶。拓殖大学卒業後、週刊誌記者などを経て現職に。保護司、日本空手道「昇空館」館長の顔も持つ。政治家から仏教まで、幅広いジャンルで人間社会を鋭くとらえた観察眼と切れ味のよい語り口には定評がある。
内容説明
親鸞、一休、良寛、西行、空海…迷い悩みながら辿り着いた人生の終い方とは。「不安」の中に「安心」を見いだす心のあり方。
目次
1 最後まで生に執着してこそ人間―「死にとうない」 仙〓(がい)
2 今際の際まで「いまを生き切る」―亡骸は賀茂川の魚に与えなさい 親鸞
3 「自分を縛るもの」を知れば、楽に生きられる―釈迦も達磨も猫も杓子も、死んだらみな同じ 一休
4 生きてきた人生そのものが最大の形見―「かたみとて何のこすらむ春は花…」 良寛
5 不条理な人生をどう割り切るか―「ま。こんなところですな」 山岡鉄舟
6 執着の果てに開けてきたもの―「願はくは花のもとにて春死なむ…」 西行
7 「明日」を捨ててこそ安心は得られる―死ぬときまでは生きている 一遍
8 楽観して努力する、ということ―道なかばであろうとも、精根尽きるまで生き切る 最澄
9 真の終活とは「いまをどう生きるか」―「死に死に死んで、死の終わりに冥し」 空海
10 苦悩の人生に見いだした生への讃歌―「もりもり盛りあがる雲へあゆむ」 種田山頭火
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。作家。浄土真宗本願寺派僧侶。拓殖大学卒業後、週刊誌記者などを経て現職に。保護司、日本空手道「昇空館」館長の顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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