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青春新書インテリジェンス
バカに見えるビジネス語

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413044134
  • NDC分類 336
  • Cコード C0230

出版社内容情報

さまざまなビジネス会話を示しながら、単語の意味と成り立ち、正しい言い換えを示していきます。

アテンド、ガバナンス、リスケ、ブランディング…これらのカタカナ語、実際にビジネスシーンで使われている言葉です。これらのわかったようでわからない言葉を使われると、なんとなく煙に巻かれているような気がする人は少なくありません。本人はできるビジネスマン気分で使っているのかもしれませんが、傍から見るといかがわしい印象。そこで本書では、これらのビジネス会話を示しながら、単語の意味と成り立ち、正しい言い換えを示していきます。

【著者紹介】
慶應義塾大学文学部教授。専門は英語学・社会言語学。日本と英語圏を中心に、ことばを介した人と人との関わりや、若者ことば、ビジネス用語、外来語など、社会の状況を反映することばの動向を研究している。多方面のコラムや小論でことばについてわかりやすく解説し、人気を呼んでいる。

内容説明

知らないと恥ずかしい?うっかり使うと恥をかく?「打ち合わせのリスケをお願いします」「ブランディングはどうお考えですか?」そのひと言が信用を無くします!

目次

第1章 そのことば、ビミョーにわかりません(やっぱりブランディングが重要ですね。;この案件は、今、ペンディングになっている。 ほか)
第2章 そのことば、紛らわしいです(それはチャレンジングだね。;プルーフの時間は充分に必要ね。/エビデンスは確かか? ほか)
第3章 そのことば、勘違いされています(このプロジェクトの経緯については、君にアカウンタビリティがあるだろう?;部長のアテンドしてくれ。 ほか)
第4章 そのことば、独りよがりです(今、その分野のマーケットは全体にシュリンクしているからね…。;事業部内でやっていること、カニバリすぎ。 ほか)
第5章 そのことば、ぶっとびすぎてます(環境保全活動と利益創出活動はニアリーイコールと言えます。;ショートノーティスで恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 ほか)

著者等紹介

井上逸兵[イノウエイッペイ]
慶應義塾大学文学部教授。専門は英語学・社会言語学。日本と英語圏を中心に、ことばを介した人と人との関わりや、若者ことば、ビジネス用語、外来語など、社会の状況を反映することばの動向を研究している。多方面のコラムやエッセイでことばについてわかりやすく解説し、人気を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mercury

2
社会言語学、英語学の研究者による軽いタッチだが真面目な本。カタカナ語ってあいまいでわかりにくくする言葉だと思っていたが、婉曲語でもあるというのに納得。2014/05/21

ごいんきょ

1
自分も使い方に気をつけなきゃ。2014/02/18

アンジー

0
カタカナ語を面白く、解説した本みたいだった。日常生活でよく使うカタカナ語がほとんどで、たまに、聞いたことがないカタカナ語も含まれていたけれど、知識が増えて楽しかった。ところどころにある、カタカナ語を使う日本人への自虐的なコメントも面白かった。個人的には、【naive(英語)】と【ナイーブ(カタカナ語)】の意味の違いが面白かった。働いている人や新入社員だけでなく、学生も読むと良いと感じた。特に、社会学は、この本にも出てくる【ブランディング】をはじめ、カタカナ語がよく出てくるから、学生の時に出会いたかった。2016/10/01

ふみ~

0
◆海外で通用しないカタカナ語の氾濫が嘆かわしいと感じていたが、「言いにくいことを角が立たないようになんとなく伝える」というメリットがあるということを教えてくれるよい一冊。逆に相手を煙に巻く用途でも使われることもあるので、相変わらず気を付けないといけないわけだが。◆特に「マター」を使うという話で「○○の担当」「○○の責任」の中間ぐらいのニュアンスを「○○マター」というというような話は、気持ちはわからないでもないかな。2016/09/04

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