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内容説明
安全なはずだった演習中、突如現れた師団級魔獣ベヘモス。その襲撃をなんとかしのいだ、エルネスティをはじめとしたライヒアラ騎操士学園の学生たち。戦いは終わり、彼らは平穏な日常に戻ってゆく―はずが、エルネスティの日常は平穏ではありえない。国王から無茶振りを受けたことにより、彼はおさななじみから学生たち、さらには学園そのものまで巻き込んだ大暴走をはじめる。その果てに彼は世界の常識すら踏み越えて、ついに新たなる幻晶騎士を生み出すにいたる。異形の知識によって形作られる、強力な力を秘めた新型機。その力をめぐって様々な人間模様が動き出すことに―。
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
52
ロボット作りが趣味の主人公が、異常な情熱で周囲を巻き込んで、100年ぶりに新型機を作ってしまいましたというお話。ほんとにもう主人公はロボット作りでも戦闘でも大活躍で、その暴走ぶりに周囲も確実に感化されて巻き込まれてる感。前世譲りのテクニックで熱いプレゼンを展開し、王様や側近まで感化されて、ついには学園内に騎士団までできてしまいました（苦笑）読んでる分には面白いからいいんですけど、こういう暴走するのが当たり前な人材に慣れると、周囲もこんなもんかと思ってしまうからコワイｗ どこまで突っ走るのか楽しみですねー。2014/04/08
こも 旧柏バカ一代
30
師団級の魔獣をほぼ単独で撃破した学生達。その中でも異質な学生エルくんが王様に軍事機密を教えてほしいと宣ったら、王様から新型ロボを作れと無茶振りされたが、、エルくんには逆効果だったw学園の学生達を巻き込んで開発のデスマーチを敢行。そして出来上がった新型はとんでも無い能力を持っていたが、燃費が悪いwそれでも新型、他国からもスパイが入り込んで新型の強奪が敢行されて、それに巻き込まれる学生達。ついには一機だけ強奪されてしまう。後々にコレがあの戦争に繋がるとは・・2019/12/31
瀧ながれ
28
ロボに注目しつつの再読続き。魔獣ベヘモスとの戦闘で中破したトランドオーケスに他の大破サロドレアの部品を混ぜて、試作機テレスターレ１号機が完成。大破した（原因はエルくんの無理な使い方のせいだが）グゥエールも、修理のついでにパワーアップしてさらに副腕が付きました。で、先輩がたが幻晶騎士の改良と慣らしを行っているうちに、エルたち後輩組は小型・幻晶甲冑を作っちゃってぶんぶん乗り回してます。不良少年どもめ！(笑) てトコロでテレスターレ１号機の『強奪イベント』。誰が乗っても動かせることが、致命的な欠点であった。2017/08/05
こも 旧柏バカ一代
27
師団級の魔獣を討伐したエルくん。でも年齢が問題で何も褒賞が出なかった。それを気の毒に思ったのか国王がエルくんから直接「何が欲しい」と聞く。それに対してエルくんは「魔力炉の製造方法の知識」を要望した。そしたら。国王から度肝を抜くような幻晶騎士を作れと言われる。 そして、アッサリと作りおった、、それに頭を抱える国王の側近達。そして忍び寄る他国の間者達。何気にハードだけどエルくんは飄々としてる。。何気に大物？w2021/03/31
ランタン
27
気になる終わり方だ。あと登場人物と機体の名前が混ざってわかりにくい。2016/10/11
