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内容説明
2000年前に誕生した“人類史上最強の帝国”華麗なる繁栄に生きた人々の知られざる日常とは!この一冊で古代ローマ人の日々の暮らしのすべてがわかる。
目次
古代ローマ人とは何か
古代ローマに生きた人々
古代ローマ人の生活習慣
古代ローマ人の暮らした町
古代ローマ人の娯楽
古代ローマの社会制度
その後のローマ帝国
著者等紹介
阪本浩[サカモトヒロシ]
1954年宮城県仙台市生まれ。青山学院大学文学部史学科教授。専攻は古代ローマ史、ラテン碑文、ローマ宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
25
図書館本。古代ローマ人の日常生活が簡潔にわかりやすく書かれている。大人も子どもも早起きして仕事や勉強。でもそれは午前中だけで、午後の食事の後は入浴したり、劇場や競技場へ行ったりと娯楽の時間になる。庶民は早く就寝だが、富裕なローマ人はその後も夜の饗宴などでお楽しみ。ローマ人についての基本的な知識が得られる本。2024/11/16
tieckP(ティークP)
8
手軽に取れる本として全体のバランス感がとても良い。まあ監修者の名前しか書かれていないので出版社が内容を用意したのかもしれないが、その良い面としては一般読者の読みやすさと好奇心を見事に捉えている。イラストや図も新書サイズとしてうまく調整されているし、扱う内容も下世話なところから社会制度まで網羅的で卒がない。悪い面としては若干のミスがあり、家の見取り図で玄関と書かれながら出口がない部屋があったり、ポンペイウスが紀元1世紀半ばに石造りの劇場を建てたことになったりしている(紀元「前」だろう)。題名どおりの一冊。2019/04/28
mob
6
日常生活から価値観まで広く浅くの本。 民主的でフラットな印象は現代価値観からの誤解で、社会での交流関係から性の世界まで上下関係はしっかりしており、中世との間にそれほど断絶を感じない。(都市の余裕と優しさが衰退して厳しい田舎が中心になっただけ)2020/08/24
遊未
6
文章は簡潔、必ず図がそのページにあるため、わかりやすさは最高。例えば料理や剣闘士の武装等なかなか想像が困難な場合に助かります。 更にモノクロではなく、文中にも図にも赤系の濃淡色が使用されているのが珍しい。それだけで本がこれほど読みやすくわかりやすくなるとは… 手軽に読めてよくまとまっている一冊です。2018/07/05
碧月
5
初心者用の古代ローマの本。絵や図が多くわかりやすい。市民の生活を中心に信仰や剣闘士などさまざまなキーワードで紹介している。確かに広く浅いけれども、新書だし、そういった目的で書いているのでこれで良いと思う。ローマ史のもっと詳しい本を読むときに、これを読んでからだと読みやすくなるはず。社会制度が図説化されていたのがありがたかった。2012/10/29
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