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内容説明
二千数百年を経て、いまだに世界中に影響を与え続けている孔子と老子。「論語」をはじめ多くの記録が残り、儒教の始祖として聖人にまつりあげられていった孔子と、老荘思想の生みの親として神格化され、道教へと発展するにしたがい、儒教に対抗する一大勢力として今にいたるも、実在すら明らかでない謎の人物、老子。古代中国を代表する、この二人の世界的な思想家の一生から人物像、思想まで、一冊でスッキリわかる、はじめての入門書。
目次
序章 比べてみたら面白い!二大思想家の人生(孔子の一生;孔子の思想;老子、この神秘なる人 ほか)
第1章 孔子がわかる!(学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。;子のたまわく、われ十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十惑わず。五十にして天命を知り、六十耳順う。七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず。;子のたまわく、故きを温ねて新しきを知る、以て師と為るべし。 ほか)
第2章 老子がわかる!(学を絶てば憂いなし。;知る者は言わず、言う者は知らず。;大道廃れて仁義あり。慧智出でて大偽あり。 ほか)
著者等紹介
野末陳平[ノズエチンペイ]
昭和29年、早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。元大正大学教授。中国古典のわかりやすく軽妙な語り口には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きむロワイヤル
2
老子の思想は、孔子の思想のアンチテーゼであるという考え方は、偏っているが面白い。老子の思想は仙人の様に浮世離れしていると思っていたが、かなり生臭い感じがして良い。2013/01/21
chikapie
1
期待していたのと少し内容が異なったけど、孔子と老子の差異は理解できた。次はもう少し考え方を深く知れる本を読んでみよう。2020/08/10
Satoshi Arashima
1
人の己を知らざるを患えず。人を知らざることを患え。 知るものは言わず、言うものは知らず。 これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為す。これ知るなり。 漢語調だとなんとなくありがたく聞こえる(笑)2013/12/29
AZALEA
0
★★★★2014/07/14
たかむら
0
偏見と言えば偏見だらけだが、ここまで言い切ってしまうと、逆に気持ちいい。ただ、タイトルにあるように「この1冊でわかる」かと言われると、甚だ疑問。それぞれの名言集のような感じで、軽くサクッと読むのに良い。それぞれの項目も数ページにまとめられているので、すき間時間にちょこちょこと読むのにはちょうど良いかも。2014/02/01
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