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青春新書インテリジェンス
2時間で教養が身につく日本史のツボ

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413042635
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

内容説明

記紀の時代から源平、戦国、明治維新…この流れを知ると、歴史が一本の線でつながる!“日本”が見えてくる。

目次

序章 生きた日本の歴史がつかめる「八つの転換点」
第1章 記紀の時代―なぜ古事記は江戸時代まで公にされなかったのか?
第2章 大化の改新―日本で最初の政治変革事件。その最大の目的は?
第3章 源平の戦い―武士社会の本格的な到来が意味すること
第4章 南北朝と足利尊氏―天皇親政はなぜ長く続かなかった?
第5章 信長・秀吉・家康―英傑たちが生み出した新しい価値観
第6章 徳川幕府という私政府―“武士のための政権”が抱えていた矛盾
第7章 明治維新という政治・経済事件―地方経済から見た討幕運動
第8章 下級武士がつくった明治政府―歴史は繰り返す、はここでも…

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年東京生まれ。東京都庁にて広報室長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、数々の話題作をあらわす。歴史を題材に、組織と人間の問題を浮かび上がらせるという手法で、多くの読者の支持を得ている。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かつどん

6
主権がどこに移動していったかをベースに(見開き2ページ分の主権移動の歴史簡易図が分かりやすかった)日本史を読み解いていく本です。 明確なビジョンを持って行動できたのは、織田信長が最初のようです。日本は、土地や水に恵みが、当たり前のようにある→自然=恵みという風土の上に歴史が成り立ってるように思えました。悪しくなった主権を崩す事が出来ても、その後の事を考えるのが苦手という気質が見られるのも→元々恵みがあるから、汚染されたら綺麗にすれば良いという考えに至るのではないでしょうか。2015/09/26

yamatoshiuruhashi

3
「教養が身につく」とうたわれているが、確かにインスタント知識として読むこともできる。しかし、本書の特徴は「主権をひとつのモノサシにして日本の歴史をたどった」(最終章より)ことにある。歴史の流れ、「○○時代」の政権はどうやって成立しなぜ潰れたかということが概括的に読み解くことができる。日本史のおさらいにも、時代小説を読むための基礎知識にも、薀蓄を語るにも、あるいは教養を求めるにもそれぞれに使える。2013/12/17

としき

2
本当は新刊の「日本史のツボ」を探していたら、大好きな童門冬二の同じタイトル本が見つかった。日本史を8つ転換点をベースに歴史の変わり目をポイントに解説している。特に主権が誰にあったか?農民→天皇→貴族→武士→国民と変遷する中で大きな節目になったのが大化の改新(645年)であり、建武の新政(1334年)そして明治維新(1867年)この大きな政変により貴族や武士に傾いた主権が天皇に引き戻された。大きな敗戦を経験して、今、天皇は象徴となったが、偏った官僚制に疲弊した国民はまた、王政復古を望む日が来るのかも?2018/06/24

くろねこ

2
日本史をざっとさらいたい、と思ってなんとなく手に取った新書。主権がどこにあるかに着目して古代から近代までをみていく本。適当に選んだ本なのに、これがなかなかどうして面白かった。主権に論点をおいてるのでわかりやすく、各時代の為政者達がなんのためにどういう事をしたかが簡潔にわかりやすく書かれている。そしてエピソードが面白い。特に信長、秀吉、光秀、家康あたりが秀逸。もう、この本は完全に私に火をつけたね。やばいね、日本史は面白すぎる。2011/05/14

こう

1
この本は、すごい!「主権」という視点から日本史を繋ぎ、日本の歴史を再度一本の線にまとめあげてある。とても分かりやすい言葉で語られており、高校生の頃に出会いたかった本。今更ながら、日本史(に限らず)とは、個人個人の思考や行動、それから、好奇心、葛藤、人間愛、エゴイズムなんかの結果の上に成り立つ現在から見た過去をいうのだなあ。一個人として選挙に行って良かった。て、ちょっとズレました。2017/11/01

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