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内容説明
祇園は、世界の歴史の中でも希有な存在と言われている。長い歴史と伝統を背景に、今日まで一歩も動かず連綿と続いているからだ。そしてそこは、日本屈指の花街でもある。舞妓、芸妓、お茶屋、そしてお客が織りなす独特のお座敷文化も、祇園で生まれ育ったものだ。かつて日本の各地に存在したであろう古風なたたずまいを今もって守り続け、なおかつ決して古さを感じさせない祇園とは、いったいどんな存在なのだろう。
目次
序章 祇園の成り立ち(京都の花街;平安京と祇園社;遊郭・島原の誕生;祗園と島原;新時代の祗園)
1章 祇園の一年(始業式 一月七日;初寄り 一月十三日 ほか)
2章 祇園のしきたり(舞妓の仕組み;舞妓への修業;舞妓のデビュー;舞妓の一日;舞妓とかんざし;舞妓から芸妓へ;芸妓の一生)
3章 祇園の遊び(祇園のおかあさん;祇園の男たち;一見さんお断り;お茶屋の客になる;客のマナー;お茶屋の時間;お座敷遊び)
付章 祇園のことばと伝統行事
著者等紹介
渡辺憲司[ワタナベケンジ]
1944年北海道函館市生まれ。立教大学文学部卒業、同大学院博士課程修了。その後、武蔵高等学校、梅光女学院大学を経て立教大学文学部日本文学科教授。専門は江戸文学。現在はライフワークの東アジア遊里文芸史の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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