青春新書インテリジェンス<br> 冥途の旅はなぜ四十九日なのか―数学者が読み解く仏教世界

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青春新書インテリジェンス
冥途の旅はなぜ四十九日なのか―数学者が読み解く仏教世界

  • 柳谷 晃【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 青春出版社(2009/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413042352
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0215

内容説明

お経、しきたり、五重塔…に秘められた目からウロコ!の新発見。仏教はかくも壮大な世界観を持っていた。

目次

第1章 極楽浄土までの距離に見る、仏教のすごい自然観―仏教的宇宙に秘められた「数学的」世界(なぜ日本の数字と算用数字では「位」の取り方が違うのか;数の表現に大きな影響を与えた「仏教」 ほか)
第2章 五重塔・仏像が教える、計算しつくされた構造―仏教的建築・遺跡に隠された「数学的」世界(大工道具からたぐれる日本人の数学レベル;対称性が生み出す美の巨人たち ほか)
第3章 除夜の鐘を百八回つかねばならない数学的事情―仏教的物語・思想・用語の裏にある「数学的」世界(奈良時代の『万葉集』に隠されている掛け算の九九;掛け算しないとわからない仏教論理に入っている数字 ほか)
第4章 仏教はなぜか2乗の数がお好き?―仏教の歴史に残る「数学的」世界(「五」という数は人間にとって特別の数字;自然の中の記憶に関係しているかもしれない「五」 ほか)
第5章 冥途の旅はなぜ四十九日なのか―仏教的風習・習慣に見る「数学的」世界(法要の数字が教える死後の行き先;古代からあるインド・中国の合理性「十進法」 ほか)

著者等紹介

柳谷晃[ヤナギヤアキラ]
1953年東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。数学をわかりやすく教えることに定評があり、その対象は学生からビジネスマン、リタイアした人まで幅広い。一方で、日本の伝統芸能や宗教にも精通する異色の数学研究者でもある。現在、早稲田大学高等学院数学科教諭・早稲田大学理工学部兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃんみー

38
うちは浄土真宗本願寺派(らしい)。確かに数のことで不思議に思うこともあった。お経を読んでいてなんのこっちゃ?と思うことも度々。そんなことを解いてくれるのかと思ってましたが、これは数学の本ですね。四十九日のこともわからんかった。2018/04/27

月讀命

30
人は誰でも一度は死に、49日の冥土の旅に出ることになる。我々日本人の大方は仏教徒であり、この四十九日の思想感で死出の旅立ちを考える。仏教というと辛気臭いようにおもい、心理的なモノ、哲学的なモノと考えていたが、高度の考えられた数学的な学問の様なものと知り驚いた。現代の科学者もビックリの計算し尽くされた構造、除夜の鐘=煩悩の数が百八回になる数学的事情、極楽浄土までの距離が教えてくれる仏教のすごい想像力など多くが書かれており、仏教世界に秘められた自然観・世界観などを、異色の数学者が明らかにした面白い本でした。2010/05/30

Tadashi_N

25
仏教に数字が多い事、出てくる数字の不思議さ。2021/07/30

むつこ

17
数学者が書いた本なのだから数字が多い話に決まってる。私は算数苦手です・・・題名にひかれたのに出てくるのは数字ばかりで理解しにくかった。それでも昔の(大工さんやお坊さん)日本人の算術の技はすごい。仏教の世界が数字の方程式?で成り立ち腑に落ちたことがたくさんあった。2015/02/08

B.J.

15
●千・万・億・兆・京・垓(がい)・杼(じょ)・穣(じょう)・溝(こう)・正(しょう)・載・極・恒河沙(ごうかしゃ)・阿僧祗(あそうぎ)・那由他(なゆた)・不可思議・無量・大数。⇒極より先が仏教用語。中国は、極より先の数の位をお経から学んだ。 ●煩悩の数。 ⇒六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)の感覚器、それぞれが「三不同(好・平・悪)」の3つの感じ 方をする。その感じ方の程度が「染・浄」の2つに分かれる。これらが「三世(現在・過去・未来)」にわたって人を悩ませる。6x3x2x3=108。・・・本文より2020/03/31

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