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内容説明
お経、しきたり、五重塔…に秘められた目からウロコ!の新発見。仏教はかくも壮大な世界観を持っていた。
目次
第1章 極楽浄土までの距離に見る、仏教のすごい自然観―仏教的宇宙に秘められた「数学的」世界(なぜ日本の数字と算用数字では「位」の取り方が違うのか;数の表現に大きな影響を与えた「仏教」 ほか)
第2章 五重塔・仏像が教える、計算しつくされた構造―仏教的建築・遺跡に隠された「数学的」世界(大工道具からたぐれる日本人の数学レベル;対称性が生み出す美の巨人たち ほか)
第3章 除夜の鐘を百八回つかねばならない数学的事情―仏教的物語・思想・用語の裏にある「数学的」世界(奈良時代の『万葉集』に隠されている掛け算の九九;掛け算しないとわからない仏教論理に入っている数字 ほか)
第4章 仏教はなぜか2乗の数がお好き?―仏教の歴史に残る「数学的」世界(「五」という数は人間にとって特別の数字;自然の中の記憶に関係しているかもしれない「五」 ほか)
第5章 冥途の旅はなぜ四十九日なのか―仏教的風習・習慣に見る「数学的」世界(法要の数字が教える死後の行き先;古代からあるインド・中国の合理性「十進法」 ほか)
著者等紹介
柳谷晃[ヤナギヤアキラ]
1953年東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。数学をわかりやすく教えることに定評があり、その対象は学生からビジネスマン、リタイアした人まで幅広い。一方で、日本の伝統芸能や宗教にも精通する異色の数学研究者でもある。現在、早稲田大学高等学院数学科教諭・早稲田大学理工学部兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi_N
むつこ
B.J.