出版社内容情報
文明は常に滅亡の危機にさらされてきた。青銅器文明、ローマの崩壊からキューバ危機、そして黒死病の記録が現代人に教えるものとは。
内容説明
パンデミックに蹂躙される世界を誰が想像しただろうか。現代文明が崩壊し、都市が廃墟になる未来を考えられるだろうか。しかし歴史を見れば、世の中がひっくり返り、終末が近づいた時代は何度もあった。青銅器文明の崩壊。巨大帝国アッシリアやローマの消滅。黒死病による人類の半数の死滅。核戦争寸前だった2週間。人気ポッドキャスターが名調子で描き出す、ドラマチックな「危機の時代」の数々からは、今ここにある危機を生き抜くヒントが見えてくる。
目次
第1章 厳しい時代が強い人間をつくるのか?
第2章 子どもたちの受難
第3章 青銅器文明崩壊の謎
第4章 アッシリアの罪と罰
第5章 ローマと蛮族のめぐる因果
第6章 パンデミックの序章
第7章 生きるか死ぬかの核時代
第8章 地獄への道
著者等紹介
カーリン,ダン[カーリン,ダン] [Carlin,Dan]
1965年生まれ。ポッドキャストのパイオニア的ジャーナリスト。かつてはテレビレポーター、ラジオパーソナリティ、コラムニストとして活動していたが、やがて活躍の場をインターネットに移し、彼がひとりで世界史のさまざまなテーマを、1エピソード数時間にわたって語る「だけ」のポッドキャスト番組『ハードコア・ヒストリー』を開設。2015年の「ベスト教育ポッドキャスト賞」、2018年の「ベスト歴史ポッドキャスト賞」などを受賞。『危機の世界史』が初の著書となる
渡会圭子[ワタライケイコ]
1963年生まれ。翻訳家。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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