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内容説明
日本人はいかにして「日本人」になったのか。その起源から、縄文文化の先進性、邪馬台国の謎まで、3万年の歩みの原点。
目次
第1章 日本人と日本文化の源流を探る
第2章 黄金の田園風景はどのように生まれたのか
第3章 いまも暮らしに息づく、古代日本人の知恵と風習
第4章 最新の考古学研究から読み解く、古代史の裏側
付録1 古代日本にふれる「地域別」遺跡めぐり案内
付録2 お薦め!「テーマ別」遺跡めぐり案内
著者等紹介
大塚初重[オオツカハツシゲ]
1926年東京生まれ。明治大学卒業。同大学院文学研究科史学専攻博士課程修了退学。日本考古学界の第一人者として、静岡市の登呂遺跡や群馬県高崎市の綿貫観音山古墳をはじめ、多数の発掘を手掛ける。明治大学文学部教授時代には、日本考古学協会会長等の要職を歴任。明治大学名誉教授、登呂遺跡再整備検討委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
脳疣沼
2
文章が軽妙で上手いなと思う。歳を考えると尚更そう思う。2017/01/06
ひろ
1
考古学的に裏付けのある事実から日本と日本人の源流に迫る。まだまだ分からないことだらけなのだと、よくわかる良本。 日本人とは何かをもう一度考えさせてくれる。ただ日本の土地に長く住めば「日本人」と言えるのか疑問なように、文化的な背景を含めて初めて「日本人」となるのだろう。では、「日本人」はいつ、どうなったから「日本人」となったのか。個人的には、大化の改新後だと思っているのだけど、理論的な自信はまだない。2012/08/21
百石
1
日本文化の源流とか邪馬台国論争とか。「テーマ別」遺跡めぐり案内、読んで想像するのも面白いですが、ぜひとも現地に行きたいところ。2011/09/16
GAKU
1
考古学から見た日本の歴史。ちょこちょこ大塚先生独自のつぶやきが見える。吉野ヶ里の歴史公園復元についてはかなりご不満のようだ。まあ、考古学サイドからみるともっと時間をかけて欲しかったという点は理解できる。2010/05/08