出版社内容情報
アラサー独身女性のかかえる複雑な「結婚したい」という声を、白書やインタビューなどをもとに紐解いていくと、1つのホンネが見える
独身の8割は「結婚したい」らしい。でも、結婚したいと言いながら本格的な婚活はせず、参加するのは女子会ばかり、という人も実際はとても多い。「イマドキの女心」は一体、どうなっているのか? アラサー独身女性のかかえる複雑な「結婚したい」という声を、白書やインタビューなどをもとに紐解いていくと、1つのホンネが見えてきた。29歳の著者による当事者目線の社会学。
【著者紹介】
ライター。1986年、石川県金沢市生まれ。東京在住。同志社大学社会学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。自らキャバクラで働いて調査した経験をもとにした初著書『キャバ嬢の社会学』(星海社新書)が話題に。「BLOGOS」「Yahoo!ニュース」をはじめ複数のメディアに社会系・経済系の記事を寄稿・提供。NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」、TOKYO MX「モーニングCROSS」などに出演。趣味は節約。本書は『整形した女は幸せになっているのか』(星海社新書)に次ぐ、第3作目の著書となる。
内容説明
国の調査によると独身の8割は「結婚したい」らしい。だけど、本当は…?恋愛・結婚にまつわるウラハラな女心をひも解いていくと、ある本音が見えてきた。29歳の著者による当事者目線の社会学。
目次
1 どうしても「結婚」の2文字に囚われたしまう私たち―しても、しなくてもいい。なのに…(漫画に描かれる姿に焦るのはなぜ?;結婚しない女性はいつから増えたか;結婚したくない女性が増えている?)
2 そもそも、どうして結婚したいんだろう―アラサー独身女性たちへのインタビュー(結婚願望、ありますか?;働きながら子育て、できそう?;家族は何か言ってくる?;すばり「こんな相手は嫌だ!」;女友だちのこと、気になりますか?;結婚したい度合いを数字にすると?)
3 王子様を夢見てしまうのはなぜか―「恋愛」と「結婚」の不幸な結託(永遠のテーマと向き合ってみた;2つはくっついたり離れたりしてきた)
4 結婚しない女たちがこの30年、主張してきたこと―上野千鶴子、林真理子、谷村志穂、酒井順子とそれ以降(かつて、独身女子はカッコ良かった;社会の目は、独身を許さない?;独身女性の自虐芸の先にあるもの;シンデレラ願望と、受け身の王子様)
5 「まだ結婚しないの?」圧力に疲れた人へ―心配しなくても大丈夫!と言える理由(「幸せ」の定義はゆらいでいく;本当の意味で、自由に生きるには)
著者等紹介
北条かや[ホウジョウカヤ]
ライター。1986年、石川県金沢市生まれ。同志社大学社会学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。自らキャバクラで働いて調査した経験をもとにした初著書『キャバ嬢の社会学』(星海社新書)が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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