出口の出なおし現代文―大人の「論理力」が身につく!

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413037907
  • NDC分類 817.5
  • Cコード C0030

内容説明

社会人が「論理力」を鍛えるために大学入試現代文を解き直すという画期的な方法を紹介した一冊。

目次

序章 今さら聞けない「論理力」の基本
第1講 評論に強くなる―村上陽一郎「ヤヌスの顔」で「世界の終末」を考える 初級編
第2講 論理的関係をつかむ―福永武彦「愛の試み」で「愛」の本質を考える 初級編
第3講 説明力を鍛える―福永武彦「夢のように」で「時間」について考える 中級編
第4講 レトリックを読み解く―河上徹太郎「風邪熱談義」で「芸術・学問」について考える 中級編
第5講 抽象的概念を理解する―山下勲「世界と人間」で「哲学」について考える 練習問題
第6講 随筆の読み方を学ぶ―野坂昭如「五十歩の距離」で「戦争と人間」について考える 練習問題

著者等紹介

出口汪[デグチヒロシ]
1955年生まれ。デジタル予備校SPS主宰、東進衛星予備校講師、出版社・水王舎を経営。関西学院大学文学部博士課程修了。在学中にアルバイトで予備校の教壇に立ち、独自の論理的解法を駆使した授業でたちまち人気講師となる。その後、能力開発のための画期的な日本語養成ツール『論理エンジン』を開発。現在、私立を中心に全国250校以上の小中高で導入されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naruo_homewood

1
大学受験問題で論理力を身につけるコンセプトに興味が沸き本書を読みました。各問題には出口氏の詳細な解説があり、なるほどと思わせてくれます。これまで様々な文章を読んで、それなりに理解してきたつもりだったので少し甘く見ていましたが、細かく微妙なところを突く設問に結構迷いました。改めて文章の意図を正確に読み取ることの難しさを思い知らされました。ただ、これで論理力が身に付くかといえばやや疑問です。とはいえ、文章を正確に読み取る力を付けることに繋がることは明らかで、流行の速読でなく精読を勧める本書に好感を持ちました。2012/04/22

zyekuto

0
文章の読み方を再確認するきっかけとなった。2013/11/12

ギダちゃん

0
本書のキーワード:論理とは物事の理解、他者意識を持つ、話題を探す、キーワードを探す、勉強は本来遊びである、知の世界を俯瞰する。2012/11/30

オヤジさま

0
国語はビジネスのベースだと思います。思考力が鍛えられます。

したむろー

0
社会人になって、自分の稼いだ金で好きな本を好きなだけ読む。大人の醍醐味ですが、一方で、もっと知らない分野の知識、物の捉え方、考え方を学びたいとも思います。何を読むべきか。おいらにとってそのひとつは、入試問題として取り上げられるような評論文、随筆であり、それを解説してくれるナビゲーション。出口さんの本は、そういう意味で打ってつけなのです。村上陽一郎、福永武彦、野坂昭如といった方々の文と、それぞれの解説を読んで、また一つ賢くなった気がしました。というとちょっと大袈裟だけれど。2011/03/07

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