内容説明
本書は、タイ・バンコクのボロアパートに転がりこんでしまった著者が、現地人と体験した、笑いあり、泣きありのエッセイである。観光旅行では知りえないバンコクの姿が描かれている。
目次
1 怪しいボロアパート
2 おかしな住人たち
3 メイドは処女?
4 スワッ!ガサ入れ
5 謎の美女
6 コ・サメットへデート旅行だ!
7 タイ版土地ころがし
8 復讐の暗殺計画
9 『今日の死体』は?
10 めぐる災厄
11 犯罪的国際結婚
12 呪いのオババ
13 ボロアパートからの旅立ち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちょらるれ~
4
バッグパッカーの青年がひょんなことからバンコクのアパートで暮らした2年間の実話。個性あふれる住民との出来事はどれも信じられないほどクレイジーでそこで暮らしていけた岡崎さんは誰よりもクレイジーだったのでしょう。映画を見ているような気分で楽しみました。2021/06/27
ビシャカナ
2
バンコクのどん詰まりのようなアパートにけったいな理由で住むことになった著者。住人は多国籍でゲイやバイにオカマにヤク中などの変人ばかり、著者もいい感じにクズで面白い。そして副題通りに次から次へと事件が起こる。色恋沙汰に痴情のもつれ。売春や麻薬が当たり前で死がそこらへんに転がり、犯罪と書いて融通がきくと読む社会。あまりにも出来過ぎた話にほんまかいなと思うが、描写のひとつひとつにリアリティがあって信じざるを得ない。今までそれなりにノンフィクションを読んできたが、その中でも群を抜いてぶっ飛んでる。2014/06/25
薔薇乙女
1
一度こういう環境で生活してみたら、価値観が変わって生きやすくなるかもしれないな。日本は暮らしやすいけど、きっちりしすぎてるのが時々つらい。2023/11/09
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