内容説明
誰かに愛してもらいたい。誰かに認めてもらいたい。もっと大事にしてもらいたい。けれどもあなたがそう考えるとき、あなたは「自分を愛しているのだろうか。あなたが自分を認めているだろうか。あなた自身が自分を大事にしているのだろうか」。本書は、そんな愛し方の間違いを登場者がどうやって変えていったのか、「本当の愛し方」を具体的に提示しながら書き進めている。
目次
家族みんなが愛にあふれていたのに
私もお母さんと同じことをやってる
母親の「見えない支配」からの決別
暴力に耐えた毎日―理想の学校のはずが
相手を傷つけたくないという思いが強すぎて
裏切られた私のせいいっぱいの復讐
言葉で表現する勇気をもてたとき
嫁という立場から自由になれた私
自分に「ごめんなさい」とあやまりたい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
このん
9
何人かの人の、生き方を『過去を反省して、今はこう生きてます』みたいな自己反省と前向きに頑張ってますよ!の本??ためになる本か?というと、何とも言えない。過去は取り戻せない。言ってはいけなかった言葉も、聞きたくなかった言葉も、あの時こうしたら良かった、こんな事はしてはいけなかった、などと、悔やまれる事が沢山あったとしても、その時その時は精一杯生きていた。反省はしても…過去は取り戻せない。今から少しずつでも、心を改めていけるならそうしたい。(3127)2012/10/16
オリーブ
8
石原加受子さんの本を何冊か読んできて、必ず「他者中心」ではなく「自分中心」と言う考え方に行き当たる。私はずっと「他者中心」で考えてきているので「自分中心」になかなか馴染めていないので具体例が欲しいと思っていたのでこの本は有難かったです。では、自分に当てはめると・・・となるとまだまだ苦手な気がする。でも、確かに本に出てきた「他者中心」だった人たちが「自分中心」へと変化した後はとても楽になれたようで羨ましく思った。2014/09/04
カッパ
6
体験の話に解説を加えた話。カウンセリングを垣間見るようなもの。自分にも響く。急いで読んだのでまた読み直したい。2023/05/20
コモヒ
1
読むの辛かったなあ。ウチら世代って損やな。親がまともやったら、子供時代は辛く過ごす事なく、大人になってお金と時間掛けて先生の所へ通ったりこういう本読んだりしなくていいのに。ホンマに無駄。今からやり直すの大変。って人の所為にしてる??でもそう言う親の所へ生まれたのも自分で決めた事って言う??でも一回で良いから、そのままの自分でOKで意思や自由を尊重してくれる親に育てられてみたいな!って今自分で自分にOK出したら良いの??↑こういう状況で育てられたら育てられたで、やっぱ色々問題出てくるのかしら・・。2015/02/20