内容説明
核兵器は世界にどれだけあるのか?日本の原子力発電はこの先どうなるのか?直面する「核」の現実が一目でわかる。
目次
序章 核の世界地図(世界の核保有国;世界の核実験地 ほか)
第1章 核とは何か(核の仕組み―原子力発電、核兵器のもととなる「原子」と「核分裂」;核開発の歴史(マンハッタン計画)―ナチスに対抗したアメリカの原爆製造計画 ほか)
第2章 核と日本(広島(ヒロシマ)―ソ連の対日参戦を阻止するための原爆投下
長崎(ナガサキ)―小倉の次なる目標となった悲劇の町 ほか)
第3章 核と国際情勢(アメリカ―ソ連という敵とともに歩んだ核開発への道;ロシア―好景気に後押しされた核を中心とする国家戦略 ほか)
第4章 核の世界史(ビキニ原水爆実験―多くの島民を故郷から離れさせた核実験;キューバ危機―もっとも核戦争の勃発に近づいた瞬間 ほか)
著者等紹介
浅井信雄[アサイノブオ]
国際政治学者。1935年新潟県長岡市生まれ。東京外国語大学卒業後、読売新聞社に入社。ジャカルタ、ニューデリー、カイロ各特派員、ワシントン支局長を歴任。退社後、アメリカ・ジョージタウン大学・戦略国際研究センター(CSIS)客員研究員、三菱総合研究所客員研究員、(財)中東調査会理事、神戸市外語大国際関係学科・大学院教授などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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