内容説明
力とは何か?電気とは何か?熱とは何か?生活の中の「?」は、物理が答えを知っている。
目次
第1部 ずっと気になっていた不思議を物理が解き明かす(サウナに入っても、やけどしないのはなぜか?;くもる鏡とくもらない鏡の違いは何か? ほか)
第2部 台所の謎をおいしく物理する(味噌汁の爆発を防ぐ科学的なワザはあるのか?;ビールの泡を最後までとっておくには? ほか)
第3部 自然現象の疑問は、物理がすべて解決してくれる(宇宙遊泳している宇宙飛行士は、なぜ地球に落ちないのか?;エレベーターが止まるときと動くときの「妙な感じ」は何が原因か? ほか)
第4部 地球と宇宙の迷宮は、物理が答えを知っている(南極と北極が入れ替わることがあるのだろうか?;いずれ、ハワイは日本になるというのは本当なのか? ほか)
著者等紹介
瀧澤美奈子[タキザワミナコ]
1972年生まれ。東京理科大学理工学部物理学科、お茶の水女子大学理学研究科物理学専攻卒業後、情報通信機器メーカーを経て科学ジャーナリストに。知的好奇心を満たし心豊かに生きるヒントとなる科学読み物作りを目指している。東京都大田区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかしー
29
図書館本。 タイトルに大きく「物理」と書いてあるが数式等を使用せず、日常のなぜ?について説明する本。2019/04/13
車輪
2
「物理」「図解」とありますが、堅いものではありません。身近な現象を分かり易く説明しています。個人的には、限られた文字数で説明する際に、あえて削った部分で類似の本と差別化できてると思います。読みやすい。2012/12/22
葉
1
子供がなぜだろうと思っていること、例えばくもる鏡とそうでない鏡の違いは光の乱反射と界面活性剤の性質があるということ、ブーメランは揚力の差によって戻ってくるということ、タイヤの空気を抜くと冷たいのは断熱膨張のせいであること、氷が皮膚にくっつくのは熱伝導があるからだということなど、物理現象の説明が書かれている。2014/12/17