感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
20
この巻では、人生と信仰、そして実践の根本が「法華経の兵法」にあることが強く示されている。どの時代、どのような事態にあっても、ご本尊を根本に信心を貫くかどうかが、妙法の指導者としての資格を決定づける。信心を続ける中で、1年、3年、5年、10年、15年と時を重ねるうちに、かつて想像もできなかった幸福な境涯に至るという展望に、大きな希望を感じた。一方で、事業の急拡大や利害・名誉による結びつきの危うさにも警鐘が鳴らされている。2026/02/08
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10
10巻に関しては山本伸一が主人公だ。小説という制限柄、どうしても描写仕切れない、割愛した幾万という辛労や体験が本書の裏にあるように思う。自身はどうも煌びやかな結果ばかり読んできて、本当のところは読まぬまま来たらしい。『一念』の章から書き出したところが注目される。よく読めば、「法華経とは将軍学なり」との閃きを得た後も、再び思索が苦しくなったと記述されている(29p)。人心の微妙、心の揺らぎは伸一にもあった。それで尚、揺るぎない確信を貫けた背景に、どれ程の祈りがあったのだろうかと、はた思わずにはいられない。2018/09/28
まっちゃん
7
私もかつては今の君よりも自分自身を情けなく思ったこともある。君も私とまったく同じなんだ。仏道修行は親元にあって甘えていてはできない。ほんとうの仏道修行は親元を離れた厳しさのなかにあるんだ。いま君はその最中だ。将来は誰が保証しなくとも御本尊様は保証してくださっている。頑張ろうじゃないか。いまの戦いのすべてが仏道修行なんです。君わかってみれば人生は劇場の舞台みたいなものだ。みんな登場人物となって一生懸命に劇を演ずるしかない。人生は劇だからです。君も広宣流布の登場人物となったからには努力を積んで名優になることだ2014/01/22
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6
「折伏精神とは、断じて人びとを幸福にしようという慈悲の心であり、正義を叫び抜く勇気である」(281p)。折々に突き刺さる、山本伸一の烈火の如き叱咤。「なにの兵法よりも法華経の兵法」ということが何たるかを知る事のできる巻である。「苦しいといえば、あれほど苦しい戦いもない。楽しいといえば、あれほど楽しい戦いもない。苦楽というものは、本来、一つのものなのかもしれない」(320p)ーー。こう述懐する山本伸一の最大の戦いであった。大きな課題に直面した時、特に一念の章は原点に立ち戻ることができる。人生に勇気を贈る書。2024/03/09
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6
何周目かよくわからなくなってきた。 読むにつけ、微に入り細に入り考え、行動することが大切だと言われているように思う。性格の違いかな。よむ人によって受け取る内容は大きく違うのだろうし。「本当の信心は、そんな甘いものではない」225p。おっしゃる通り。頑張りどきだなー。2017/05/17




