内容説明
恩師に誓った300万世帯を達成。伸一は迫り来る嵐に向かって、懸命に世界広布の舵を取る。
目次
文化の華
萌芽
早春
操舵
著者等紹介
池田大作[イケダダイサク]
昭和3年(1928年)、東京生まれ。創価学会名誉会長。創価学会インタナショナル(SGI)会長。創価大学、アメリカ創価大学、創価学園、民主音楽協会、東京富士美術館、東洋哲学研究所、戸田記念国際平和研究所などを創立。世界各国の知性との対話を重ね、平和、文化、教育運動を推進。国連平和賞をはじめ、世界の各都市から名誉市民の称号、「世界桂冠詩人」賞など多数受賞。モスクワ大学、グラスゴー大学などの名誉博士。北京大学などの名誉教授
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感想・レビュー
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コウメ
21
「偉大な理想も実践が伴わなければ無意味。対話なき組織は官僚主義に陥り、人間の温かさを失う。リーダーは人々の心を理解し、不安を安心に変え、勇気と活力を与える存在でなければならない。人は時間とともに惰性に陥り、慢心が人材を潰す。真の成長は労苦の中にあり、鉄の意思と真実の涙を育む。人を変えるのは人との触発であり、境涯を変えれば見える景色も変わる。使命を自覚し、最善の環境を整えることが重要。」2025/02/27
wiki
12
「山本伸一は、前年十月の"キューバ危機"を思い起こした。全世界を震撼させたあの事件は、核抑止論という"恐怖の均衡"による平和の維持が、いかに脆く、危ういものであり、それ自体、幻想にすぎないことを、白日のもとにさらしたといえる」「人を一個の具体的な人間としてではなく、民族や宗教、国籍、階級などの抽象的な集団としてとらえ、判別していくことは間違いであると思っている。そうした発想は人間を"分断"していくだけで、そこからは本当の対話も、真の友情も生まれることはない」この二点の引用でまず世界の行くべき道がわかる。2020/08/01
みゃーこ
8
読了。2022/07/08
wiki
5
「どうすれば、一人ひとりが最高に力を出せるかを、常に考えていくことが幹部の責任である。」「信心に励むというのは、勇気をもって、すべてに挑戦するということです。」この二つの文章が心に残る。「責任」と「挑戦」。意識しているからこそ、そこに必ず重なる言葉がある。2018年は自身にとって、栄光の年としたい。長すぎるほど、準備の時間はあった。「私が立たなかったら、誰が立つのか。今、立ち上がらなかったら、いつ立ち上がるのか。広宣流布の全責任を担って立つのが、学会の師弟の道ではないか!」至言を心に刻む。2017/11/22
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
4
電車の中の感動的な話しで泣きそうになる話し。ケネディ大統領との会談予定が無くなった話しで政治絡みの横やりで白紙になる。その10ヶ月後に銃で撃たれる話し。公明党の精神を確認する話し。 ' 最後は極悪日顕の話しで、はらわた煮えくりかえそうになったりと。盛りだくさんの新人革の第7巻でした。2021/09/09