目次
開道
歓喜
勝利
獅子
著者等紹介
池田大作[イケダダイサク]
昭和3年(1928年)、東京生まれ。創価学会名誉会長。創価学会インタナショナル(SGI)会長。創価大学、アメリカ創価大学、創価学園、民主音楽協会、東京富士美術館、東洋哲学研究所、戸田記念国際平和研究所などを創立。世界各国の知性との対話を重ね、平和、文化、教育運動を推進。国連平和賞をはじめ、世界の各都市から名誉市民の称号、「世界桂冠詩人」賞など多数受賞。モスクワ大学、グラスゴー大学などの名誉博士。北京大学などの名誉教授
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感想・レビュー
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コウメ
21
指導者は自ら学び体験することで真の指導者となる。崩れざる幸福には信心が基盤となり、境涯の変化こそが人生を変える。使命が精神を支え、死をどう捉えるかが人生の充実につながる。青春は心の持ち方で決まり、理想を失うときに老いる。結婚は焦らず、人柄や価値観を見極めることが重要。人の真価は学歴や肩書ではなく、信義と誠実さで決まる。2025/02/27
まぁ
19
【開道】【歓喜】【勝利】【獅子】の4つで構成されている。眼前の一人を徹して励ませる人に私もなりたい。2020/02/26
wiki
11
本書の一章で、イエス・キリストの生涯を仏法者が描き表す。十字架の際、女性信徒が退転しなかった理由の一つに「彼女たちは、なんらかの個人の体験的な実感を支えとして、一途に信仰に励んできたのであろう。それゆえに、イエスへの強い感謝の念があった」と。対し退転した男性の弟子たちは「イエスを押し立てて、この世に『神の国』という名のユダヤの国をつくろうとして付き従ってきた。そこには、多分に世俗的な野望も働いていた」と。非常に重要な指摘だ。報恩感謝が基底なのか、それとも野望が基底なのか。根底は、真の時にこそ浮かび上がる。2020/06/09
wiki
7
宗教を超えて、イエス・キリストとキリスト教の歴史を辿る章がおさめられている。仏法を信仰する者の視点としての宗教の高低浅深に対する厳格さはあれど、イエスの生き方やその弟子の姿を描き出す筆致には、キリスト教であれ、仏教であれ、その奥に「人間」という共通の視点があることを感じさせる。また公明政治連盟の発足についても言及。宗教の絶対性と政治の相対性という観点と、学会が支援をせずとも実績を評価されて悠々と当選するようになってほしいとの期待。本来そういうものだとの認識を新たにした。2017/09/13
wiki
6
キリスト教についての記述がかなりの紙幅を割いてなされていることが興味深い。真に融和の社会を築くためには、自身の信奉する宗教のみならず、他者の信仰をも理解することが不可欠であるとの指針に思える。神の子であるとか、そうした存在とせず、人間イエスであると見ていることも面白い。2016/04/08
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