徳間文庫<br> 竜門の衛―将軍家見聞役元八郎〈1〉 (新装版)

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徳間文庫
竜門の衛―将軍家見聞役元八郎〈1〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 502p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198933920
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

八代将軍吉宗の治下、老中松平乗邑は将軍継嗣・家重を廃嫡すべく朝廷に画策。吉宗の懐刀である南町奉行大岡越前守を寺社奉行に転出させた。大岡配下の同心・三田村元八郎は密命を帯びて京に潜伏することに。やがて桜町天皇の身辺にも危害が及び、真相を知った天皇の勅使一行は東海道を下向する。立ちはだかるは甲賀者、そして示現流の遣い手。陰謀の網に元八郎の太刀が振るわれる。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。現在、大阪府下にて歯科医院を開業。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に『孤闘 立花宗茂』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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オーウェン

47
吉宗の後継ぎに家重を推すが、だが老中は朝廷へと跡継ぎを画策。そして天皇にまで危害が及ぶのを防ぐため、大岡越前守の同心三田村元八郎は京都へ向かう。この元八郎は宝蔵院一刀流の実力者であり、彼には甲賀の忍者や示現流の達人が刺客として立ちはだかる。時代劇ではあるが、正体を隠すものが多いため、終盤は意外な人の存在が実はという驚きが。元八郎の剣戟がかなりの迫力であり、正々堂々を好む主馬之助のキャラがこの1巻で終わるのは勿体ないくらい。 続編を考えてなかったのか、後のキャラの顛末まで明かされるが2はどうなるのか楽しみ。2023/05/11

klu

8
最後の決闘がちょっとアッサリしていたかな・・・全て含みを残した結末でした2018/10/04

蕭白

4
王道な展開で、楽しい時間が過ごせました。2024/03/07

みっちゃん

2
八代将軍吉宗の治下、老中が家重を廃嫡にしようと画策。天皇からの勅使を守るため、大岡の配下同心 三田村元八郎が敵方の忍びのものと戦う描写が迫力があった。妹の出生の秘密や無事届けてからの登場人物のその後も書かれているので、短編ものかと思ったらシリーズものらしい。2023/02/06

moo

2
忍が弱すぎる。。。意外とチャラいお父様がすてき。2015/08/27

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