内容説明
徳川幕府の二五〇年におよぶキリシタン弾圧―良心の虐殺ともいえる絵踏みを強いられた人々を描いた「踏絵」。仏教をかくれみのに信仰を伝承した人々、なかでも一八七三年のキリシタン禁令の撤廃後もなお、潜伏を続けた「かくれキリシタン」。キリシタンを根絶やしにした大村藩「郡崩れ」類族帳。片岡弥吉自身が収録し昭和四八年に発表した当時まだ残っていたオラショ。それら全てを収録。
目次
踏絵―禁教の歴史
かくれキリシタン―歴史と民俗
資料編(大村藩郡崩れ一件;隠れ切支丹とオラショ;おらしょ)
著者等紹介
片岡弥吉[カタオカヤキチ]
1908年長崎県生。日本大学卒。純心女子短期大学副学長、1980年2月21日没。著書「浦上四番崩れ」(1964年日本エッセイスト・クラブ賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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