出版社内容情報
目指したのは、数を売りにした「語彙構築」ではない。単語の「核心」をつかむこと、それが目標だ。単語数を単純に増やしても、入試の後で体験したように、あっという間に多くの語彙が雲散霧消する。本書は、たとえば接辞を活用して単語力を上げ、難語と呼ばれる語彙でもそれを砕いて分析し、記憶に刻みつける。単語は自然増殖し、それを忘れない。組みあがった「単語の要塞」は崩れない。そのためには、どう単語と向きあうべきかをここに示した。検定試験の出題に沿って学ぶのではなく、その逆を行く。検定を上回る語彙力で、おのずと解答が引きだせる安定の実力を育てるのだ。
*(追記)数ヶ月先を目指し、英語の語感 feel for Englishを鍛える「オリジナル英語宝函」も鋭意作成中。中級から上級へと確実に歩を進める複数の語彙へのアプローチを用意し、これまでの単語帳では届かなかった英単語の深層にも手を伸ばす。
【目次】
-
- 和書
- 指先から旅をする