内容説明
江戸時代の旅人がたどった「川の道」。カラー挿絵も鮮やかな往時のガイドブックを手がかりに都の象徴・鴨川の過去と現在を追ってみよう。交通案内付き。
目次
１ 鴨川千年の流れ―鴨川と京都人のかかわり
２ 絵図からみた鴨川と京への道（三条～稲荷；稲荷～伏見；伏見～淀）
３ 移りゆく鴨川の流れとその眺め（洛中のにぎわいを演出する「鴨川」；都の動脈「高瀬川」；舟運の要所「淀」）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
6
江戸時代の鴨川の様子と現代の対比が楽しい一冊。京都モノとしては珍しく三条以南から始まっており、大半が京都駅より南の紹介に当てられているという変わり種。江戸時代と現代とあまり変わらない風景もあり、京都という都市の変化のなさに驚かされる。いや、変わっている部分もおおいんですけどね。竹田以南は川がどうなっているかあまり知らなかったため、新しく教えられることが多かった。2011/07/08
