内容説明
維新の志士から現代まで―父と子の近代精神史を貫く激しい葛藤を描いて、青年の未来とこの国のゆく末を論じた意欲の論。
目次
はじめの問い―われわれは「何処から来て」、「何処へ往く」のか?
第1章 「志」の時代(幕末から明治初期)
第2章 「煩悶」の時代(明治後半から大正へ)
第3章 「らしく・ぶる」の時代(大正期)
第4章 「不安」の時代(戦前昭和期)
第5章 「死生」の時代(戦中期)
第6章 「抽象」の時代(現代)
結びの試論―われわれは「何処から来て」、「何処へ往く」のか
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