感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーク
4
アメリカが超大国であり続ける理由の一つに、軍事産業がある。アメリカが定期的に戦争に荷担して経済的に潤っているという側面は否めないな。インターネットや頑丈なブリーフケースで有名なゼロハリバートンなど、そこから生まれて普及したインフラや製品もあるし。そして、アメリカが第二次世界大戦後に引き起こしてきた戦争について検証している本書、やっぱりアメリカと戦争は切り離せないんだな、と思わされた。戦争を無くすのは無理なんて言わないけれど、産業として成り立っている限り難しいだろうな、と僕は考えた。2018/01/15
くろまる
0
原書は1974年刊行。本書は1992年刊行。古い本である。南北戦争戦争以後、西部開拓時代に横行した暴力私刑、先住民黒人中国人等非白人に対する暴力が淡々と書かれている2021/11/02