内容説明
ユダヤ教神秘主義の一形態であるカバラーは何世紀もの間、多くの人々を魅了してきた。ユダヤの賢者たちや神秘家の思想の持つ深遠さは、芸術や文学、精神医学、物理学といったさまざまな分野に意外な影響を与えてきた。そのカバラーのもつ時代を超越した豊かな智慧、人間存在の本質への直観、なかんずく深い心理学的洞察を鮮やかに描き出した待望の一冊。
目次
第1章 ユダヤの神秘家たち―一なるものを求める人々
第2章 我らは宇宙なり
第3章 聖なる肉体の世界
第4章 心の平安をもたらす諸技法
第5章 覚醒のエクスタシー
第6章 夢と音楽を通じて源泉に戻る
第7章 かなたの次元
第8章 生死を超える不滅の魂
第9章 心の新しい国
著者等紹介
ホフマン,エドワード[ホフマン,エドワード][Hoffman,Edward]
1951年にニューヨークのユダヤ人家庭に生まれ、コーネル大学で心理学と教育学を専攻し、ミシガン大学で博士号を取得した。ニューヨークで臨床心理学者として活動するかたわら、イェシヴァ大学の助教授としてユダヤ人教育にも携わる。今日の人間性心理学を代表する一人であるとともに、ユダヤ教神秘主義研究の第一人者
村本詔司[ムラモトショウジ]
1947年大阪生まれ。1975年京都大学大学院教育研究科博士課程単位取得退学。スイス政府給費生としてチューリッヒ大学と現存在分析研究所に留学。神戸市外国語大学教授。専門は心理学と思想史
今西康子[イマニシヤスコ]
1958年神奈川県生まれ。翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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解脱
Bevel
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- 和書
- 総理大臣宮沢喜一