出版社内容情報
私を死に追いやるのは誰か。自死の連鎖の中でもがく「無間道」三部作、「アルカロイド・ラヴァーズ」、単行本未収録の短篇四篇を収録ディストピアではない。これが現実だ。星野智幸の代表作を4テーマに分類。単行本未収録の作品等とあわせた初の自選作品集〈第?巻〉
私を死に追いやるのは誰か。自死の連鎖の中でもがく「無間道」三部作、植物的な死生観を人間世界に持ち込んだ「アルカロイド・ラヴァーズ」、単行本未収録の短篇四篇を収録。
「自死への境界を見つめ、異類である植物としての生命を幻視する。読み終えれば、緑いろの他者があなたに奇怪な生への呼びかけを始めるだろう。」―いとうせいこう氏(作家)
無間道
アルカロイド・ラヴァーズ
植物転換手術を受けることを決めた元彼女へ、思いとどまるよう説得する手紙
スキン・プランツ
記憶する密林
桜源郷
星野智幸[ホシノトモユキ]
星野智幸(ほしの・ともゆき) 1965年、 アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、 早稲田大学卒業。2年半の新聞社勤務後、 メキシコに留学。97年 「最後の吐息」 で文藝賞を受賞しデビュー。2000年 「目覚めよと人魚は歌う」 で三島由紀夫賞、 03年 『ファンタジスタ』 で野間文芸新人賞、11年 『俺俺』 で大江健三郎賞、15年 『夜は終わらない』 で読売文学賞を受賞。『呪文』 『未来の記憶は蘭のなかで作られる』 など著書多数。
内容説明
私を死に追いやるのは誰か。自死の連鎖の中でもがく「無間道」三部作、植物的な死生観を人間世界に持ち込んだ「アルカロイド・ラヴァーズ」、単行本未収録の短篇四篇を収録。
著者等紹介
星野智幸[ホシノトモユキ]
1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、早稲田大学卒業。二年半の新聞社勤務後、メキシコに留学。97年「最後の吐息」で文藝賞を受賞しデビュー。2000年「目覚めよと人魚は歌う」で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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