パタゴニアの野兎―ランズマン回想録〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409030929
  • NDC分類 778.235
  • Cコード C0010

出版社内容情報

映画『ショア』監督、クロード・ランズマンの波乱に満ちた回想録。高橋武智の解説つき。

サルトルやボーヴォワールと共に生きた、闘う知識人ランズマンによる自伝。

イスラエル・パレスチナ問題、アルジェリア戦争、ファノンの最期、北朝鮮女性との逢瀬、解放前の中国への旅、ポーランド政府との確執など映画『ショア』をめぐる撮影秘話…。

多彩なエピソードと、深い哲学的考察のなかにユダヤ系フランス人としての自己を問い、その波乱に富んだ人生を赤裸々に語る。時代を代表する人物との人間模様が色濃く描かれた本書は、20世紀の歴史そのものである。

【著者紹介】
1925年パリに生まれる。作家、映画監督、『現代』編集長。レジスタンス勲章、レジオンドヌール三等勲章、国家功労賞グラントフィシエ章を受章。エルサレム・ヘブライ大学およびアムステルダム大学名誉博士。 1943年 対独レジスタンス運動を組織1947年  ベルリン封鎖の時代、ベルリン自由大学で講師をつとめる1952年 サルトル、ボーヴォワールと出会う。イスラエルに初めて出かける1973年 ホロコーストを扱った9時間半にも及ぶ映画『ショア』の製作にとりかかる1985年 『ショア』公開フィルモグラフィ 『イスラエルはなぜ』1973年 『ショア』1985年 『ツァハル』1994年 『通りすぎる人』1997年 『ソビブル、一九四三年十月十四日午後四時』2001年 『カルスキ・レポート』2010年

内容説明

イスラエル・パレスチナ問題、アルジェリア戦争、ファノンの最期、北朝鮮女性との逢瀬、解放前の中国への旅、ポーランド政府との確執など映画『ショア』をめぐる撮影秘話…。多彩なエピソードと、深い哲学的考察のなかにユダヤ系フランス人としての自己を問い、その波乱に富んだ人生を赤裸々に語る。サルトルやボーヴォワールと共に生きた、闘う知識人ランズマンによる自伝。

著者等紹介

ランズマン,クロード[ランズマン,クロード] [Lanzmann,Claude]
1925年11月27日、パリに生まれる。1943年クレルモン=フェランのブレーズ=パスカル校で対独レジスタンス運動を組織、市内での地下活動を展開した後、オーヴェルニュ山地のマキの武装闘争に身を投じる。レジスタンス勲章、レジオンドヌール三等勲章、国家功労賞グラントフィシエ章を受章。エルサレム・ヘブライ大学およびアムステルダム大学名誉博士。ベルリン封鎖の時代、ベルリン自由大学で講師。1952年以降、一貫してレ・タン・モデルヌ誌の編集に参加し、現在は編集長を務める

中原毅志[ナカハラツヨシ]
長野県生まれ。翻訳家。ルーヴァン・カトリック大学卒業

高橋武智[タカハシタケトモ]
フランス文学者。翻訳家。わだつみ会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まると

4
口述筆記ゆえの縦横無尽な文体と構成、不知の登場人物の多さに途中、何度か投げ出したくなったが、ランズマンが人類に残した偉大な仕事に敬意を表して、最後まで精読した。21章あるうち、最後の4章に集約されている「ショア」にまつわる撮影秘話と後日談を知ることができて大満足です。やはりこの人はすごい人でした。「沈黙は言語の正統な表現方法である」。それは、波乱に富んだ人生を送り、長く人間と社会を観察し続けてきたこの人だからこそ、確信的に語ることのできる格言といえるでしょう。2019/02/10

PukaPuka

2
クライマックスは、「ショア」の製作過程を巡る後半部分である。あれだけの精神力があるランズマンがポーランド入国に強い心理的抵抗を示し、「ショア」の製作において当初段階ではポーランドでの撮影が計画されていなかったことは意外だった。製作過程は当然ながら、過去を蒸し返されたくない人々の抵抗をいかに崩すかに莫大なエネルギーが割かれた。隠し録音がバレて助手とともに暴行を受け、血まみれになって逃げる場面もある。粘り、執念、騙し討ちで乗り切るのだが、「ショア」はランズマンがやらなければ絶対に存在しなかったことを知る。2016/08/22

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