出版社内容情報
映画『ショア』監督、クロード・ランズマンの波乱に満ちた回想録。高橋武智の解説つき。
サルトルやボーヴォワールと共に生きた、闘う知識人ランズマンによる自伝。
イスラエル・パレスチナ問題、アルジェリア戦争、ファノンの最期、北朝鮮女性との逢瀬、解放前の中国への旅、ポーランド政府との確執など映画『ショア』をめぐる撮影秘話…。
多彩なエピソードと、深い哲学的考察のなかにユダヤ系フランス人としての自己を問い、その波乱に富んだ人生を赤裸々に語る。時代を代表する人物との人間模様が色濃く描かれた本書は、20世紀の歴史そのものである。
【著者紹介】
1925年パリに生まれる。作家、映画監督、『現代』編集長。レジスタンス勲章、レジオンドヌール三等勲章、国家功労賞グラントフィシエ章を受章。エルサレム・ヘブライ大学およびアムステルダム大学名誉博士。 1943年 対独レジスタンス運動を組織1947年 ベルリン封鎖の時代、ベルリン自由大学で講師をつとめる1952年 サルトル、ボーヴォワールと出会う。イスラエルに初めて出かける1973年 ホロコーストを扱った9時間半にも及ぶ映画『ショア』の製作にとりかかる1985年 『ショア』公開フィルモグラフィ 『イスラエルはなぜ』1973年 『ショア』1985年 『ツァハル』1994年 『通りすぎる人』1997年 『ソビブル、一九四三年十月十四日午後四時』2001年 『カルスキ・レポート』2010年
内容説明
イスラエル・パレスチナ問題、アルジェリア戦争、ファノンの最期、北朝鮮女性との逢瀬、解放前の中国への旅、ポーランド政府との確執など映画『ショア』をめぐる撮影秘話…。多彩なエピソードと、深い哲学的考察のなかにユダヤ系フランス人としての自己を問い、その波乱に富んだ人生を赤裸々に語る。サルトルやボーヴォワールと共に生きた、闘う知識人ランズマンによる自伝。
著者等紹介
ランズマン,クロード[ランズマン,クロード] [Lanzmann,Claude]
1925年11月27日、パリに生まれる。1943年クレルモン=フェランのブレーズ=パスカル校で対独レジスタンス運動を組織、市内での地下活動を展開した後、オーヴェルニュ山地のマキの武装闘争に身を投じる。レジスタンス勲章、レジオンドヌール三等勲章、国家功労賞グラントフィシエ章を受章。エルサレム・ヘブライ大学およびアムステルダム大学名誉博士。ベルリン封鎖の時代、ベルリン自由大学で講師。1952年以降、一貫してレ・タン・モデルヌ誌の編集に参加し、現在は編集長を務める
中原毅志[ナカハラツヨシ]
長野県生まれ。翻訳家。ルーヴァン・カトリック大学卒業
高橋武智[タカハシタケトモ]
フランス文学者。翻訳家。わだつみ会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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