出版社内容情報
その「わがまま」の裏側に、震えるほど純粋な言い分があるー
本書は
「どのように育てるか」
「どんな子育て法が子どもの能力を伸ばすのか」
について書いた本ではありません。
子どもが見ている世界を一緒に見る・考えるための本です。
【内容について】
本書は2歳くらいから、就学前後までの子を持つ親を対象に、その子がどのように世界を見て、何を感じ、思っているのかに目を向けながら親としてどのように関わるかを考える試みです。
・思っていることを言葉にできない。
・考えていることがうまく伝えられない。
この時期の子どもの多くが、自分の思いや世界を持っているにもかかわらず、それらをうまく伝えられないというフラストレーションを抱えがちです。
親の考える正解ありきの育児は、仮にそれが社会一般で見て正しそうな答えだったとしても、子どもには「自分の気持ちが無視された」と思われてしまうことも少なくありません。残念なことに、それらよかれと思ってした親の行為が、大切な親子関係に小さくない傷を与えてしまう可能性もあります。
10人の子どもがいれば10の個性があり、その子に合った子育てのやり方もまた違ってきます。
その中で一貫して大事だと言えることがあります。
それは「今、目の前にいるその子のことを知ろうとする親の姿勢」です。
本書では、誰もがイメージしやすいように具体的なシーンや例を示しながら、その時々の子どもの感じ方や思いに寄り添い、その子の見ている世界をできるだけ同じ目線で見た上で、親がどのような対応をすれば良いかについて紹介していきます。
【目次】
第1章 子どもの言葉にならない「叫び」を読み解く
第2章 「今この瞬間」を生きる子どもたち
第3章 子どもにとっての「自分」と「他者」
第4章 子どもには子どもの身体感覚がある
第5章 未来の子どもより今目の前の存在を大切にする
【目次】
内容説明
子どもの内なる声を、あなたに届ける翻訳書。その「わがまま」の裏側に、震えるほど純粋な言いぶんがある。
目次
第1章 子どもの言葉にならない「叫び」を読み解く(泣いて怒る子どもは何を見ているのか;ものを投げる子どもは何を見ているのか;発せられた言葉の裏にある子どもの世界;子どもの”できない”にどう関わるか)
第2章 「今この瞬間」を生きる子どもたち(じっとしていられない子どもは何を見ているのか;「もう帰るよ」ができない子どもは何を見ているのか;切り替えができない子どもは何を見ているのか)
第3章 子どもにとっての「自分」と「他者」(負けて泣く・怒る子どもは何を見ているのか;ものを譲れない子どもは何を見ているのか;”譲ったほうがいい”と”譲れない”の間にある世界;譲りすぎる子どもは何を見ているのか;人見知り・場見知りをする子どもは何を見ているのか;登園しぶりをする子どもが見ている世界)
第4章 子どもには子どもの身体感覚がある(食べない子どもは何を見ているのか;急に走り出す子どもは何を見ているのか;触られるのを嫌がる子どもは何を見ているのか;身体で世界を知る子どもたち)
第5章 未来の子どもより今 目の前の存在を大切にする(子ども同士のやりとりに大人の介入は必要か;「トラブルなく過ごせる環境」は子どもにとって本当にいいこと?;子どもにとっての本当の意味での安全・安心は何か?;「こうすべき」より「こうしたい」を優先すべきとき;主観的事実と客観的事実は違っていい;いいんだ、と思えた日;親も一緒に育つ)
著者等紹介
本宮みなみ[ホンミヤミナミ]
臨床心理士・公認心理師。精神科病院や小児科などの医療機関に15年以上勤務。心理検査や面接を通して、子どもの姿を目に見える行動だけで判断するのではなく、その背景をたどり、言葉にならない思いや困りごとを捉える中で、子どもと家族を理解するための視点を培ってきた。その後、子どもと家族の日々の暮らしにより近い場で関わりたいと考え、発達や子育てに関する相談に携わっている。「困った行動の奥には、その子なりの大切な理由と、言葉にならない思いがある」という視点を大切にし、子どもの行動を変えることを急ぐのではなく、その子が見ている世界や感じていることから、必要な関わりや環境を考えている。子どもと家族が地域の中で孤立せず、安心して過ごせるための環境や関係をともに考えることを大切にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



