出版社内容情報
「我々の人生は、
自己の誠を持ち続けることによって
成立すると私は思っている。
誠を持って生き続ける。
そして誠を持って
堂々と死に果てるのである。
それが本当の人間の人生と
言ってもいいだろう。
自己の誠さえ立てば、
どのような人生であれ、
それは一つの偉大な人生と成る」
(まえがきより抜粋)
『草舟言行録』シリーズ
3巻目となる今回のテーマは
武士道精神の要である「誠」。
古来、日本人の生き方の根幹には
「誠に生き、誠に死す」という
価値観がありました。
たとえ
幸せでなくても
成功しなくても
「己の誠を貫く」ことこそが
生きる意義であったと
著者・執行草舟氏は語ります。
「誠」とは何かーー。
それがわかれば、
決して生き方の軸はブレない。
本書では
京都大学や九州大学の
読書サークルをはじめ、
現代での生き方を
探求する人たちへ向けた
執行氏の講話・講演を基に、
いま日本から失われた
「誠」の精神の本質について
紐解いていきます。
【目次】
第一篇 「日本的」の根源
第二篇 理想に生きる
第三篇 誠に生く
第四篇 ぶれない軸とは
第五篇 人間力に迫る
内容説明
覚悟の中に、誠がある。誠だけが、人生を立てるのだ。
目次
1 「日本的」の根源(「日本的」を考える;建国の詔 ほか)
2 理想に生きる(理想を一番上に;清く美しいもの ほか)
3 誠に生く(現代社会の荒廃;家族・夫婦のありかた ほか)
4 ぶれない軸とは(人生とは問いかけ;何が私であるのか ほか)
5 人間力に迫る(「非日常」という勇気;みんな正直に生きていた ほか)
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
昭和25年、東京生まれ。立教大学法学部卒業。著述家、実業家。生命の燃焼を軸とした生き方を実践・提唱する生命論研究者。また、独自の美術事業を展開し、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長を務める。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野遼等がある。魂の画家・戸嶋靖昌とは深い親交を結び、画伯亡きあと全作品を譲り受け、記念館を設立。その画業を保存・顕彰し、千代田区〓町の展示室で公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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