出版社内容情報
「鴨川」と「賀茂川」
同じ川なのになぜ漢字が違う?
「京都にも奈良や鎌倉に負けない巨大な大仏が……」
「河原院には、光源氏のモデルと言われた男の幽霊がいまもさ迷う?」
「京都の『天使突抜』という地名は、秀吉の『強引さ』から生まれた!?」
「大文字の“大”の字は国土地理院の地図にも載っている」
「坂本龍馬の墓が京都にあるのは松下幸之助のおかげ」
……など、京都の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録! ガイドブックに載らない新名所案内からミステリースポットまで、住んでいる人もびっくりの知的好奇心をくすぐる一冊。
【目次】
第一章 不思議地図[京都の謎を歩く]
第二章 新名所案内[ガイドブックに載らないもうひとつの京都]
第三章 魔界案内[京都ミステリースポットをめぐる]
第四章 珍名・奇名[ユニーク地名のルーツをさぐる]
第五章 歴史地図[都誕生の陰に“地の利”あり]
※本書は2010年8月に小社より刊行された、森谷尅久(監修)の『京都「地理・地名・地図」の謎』の一部文章を加筆・修正し再刊行したものです。
内容説明
「京都にも奈良や鎌倉に負けない巨大な大仏が…」「河原院には、光源氏のモデルと言われた男の幽霊がいまもさ迷う?」「京都の『天使突抜』という地名は、秀吉の『強引さ』から生まれた!?」「大文字の“大”の字は国土地理院の地図にも載っている」…など、京都の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史の数々を収録!観光するだけではわからない、住んでいる人もびっくりの知的好奇心をくすぐる一冊。
目次
第1章 不思議地図―京都の謎を歩く(地図の右側に「左京区」 左側に「右京区」がある不思議;京都独特の住所のあらわし方 「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」ってなに? ほか)
第2章 新名所案内―ガイドブックに載らないもうひとつの京都(古都の情緒あふれる祇園で桜のライトアップが問題に!?;伏見稲荷大社に異変が?外国人観光客が激増したわけ ほか)
第3章 魔界案内―京都ミステリースポットをめぐる(“鳥辺野”人々の亡骸が野ざらしにされた葬地;“養源院”手形や体の形の血痕が天井に浮き上がる ほか)
第4章 珍名・奇名―ユニーク地名のルーツをさぐる(今も地名に残る「口」とは何を指しているのか?“京の七口”;天使を突き抜けてしまう?なんとも大胆な地名“天使突抜” ほか)
第5章 歴史地図―都誕生の陰に“地の利”あり(日本三景のひとつ「天橋立」の建設日数はなんと三五〇〇年!;琵琶湖に次ぐ大きさ かつて京都に巨大な湖が存在した? ほか)
著者等紹介
井上満郎[イノウエミツオ]
1940年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。京都大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了。専攻は日本古代史。渡来人・渡来文化や、平安京について文献史料や考古資料を分析し、庶民の生活文化の観点から実像に迫る研究を続ける。京都市歴史資料館館長、京都市埋蔵文化財研究所所長、高麗美術館館長を務める。京都産業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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