寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408650135
  • NDC分類 489.59
  • Cコード C0045

出版社内容情報

日本唯一のアザラシ保護施設で働く飼育員の奮闘保護エッセイ!
幼い頃に出会ったぬいぐるみがきっかけで、アザラシの虜となった一人の女性。「ただただ、アザラシのそばにいたい」という想いが、これまでの歩みを進める原動力だった。アザラシ愛溢れる飼育員が、アザラシの魅力と10年にわたる保護活動を通じて見えてきたアザラシの抱える問題について伝えます。
愛くるしい表情と仕草で私たちを癒してくれるアザラシたちをもっと知ろう!

第1章 私とアザラシとの出会い
●幼いころ
●念願の獣医学部で
●動物病院の獣医師として
column01 アザラシとは

第2章 いざ、北海道紋別市へ。アザラシ救助の日々
●日本で唯一のアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」
●アザラシ救助隊の出動
●保護個体の命を守るために
●とっかりセンターの一日
column02 お魚図鑑
column03 なんとなくいつもと違っていた、ようちゃんの出産

第3章 野生復帰に向けた訓練とリリース
●野生復帰か飼育継続か
●リリースに向けた訓練
●リリースと、その後
●保護するのは良いことなのか?

第4章 アザラシ5種ととっかりセンターのアザラシたち
●5種類のアザラシたち
●とっかりセンターの個性的なアザラシたち
column04 とっかりセンターを訪れる鳥たち


皆さんには「これが好き」と心から思えるものがあるだろうか。周囲に理解されなくても、誰かに胸を張って語れなくてもかまわない。そんなことはたいしたことではないと思えるくらいに、私はアザラシが大好きなのだ。アザラシの魅力や保護活動の現状をお伝えしたいことはもちろん、皆さんの「これが好き」という気持ちを応援できたら、とても嬉しい。
(はじめにより)

内容説明

幼いころに出会ったひとつのぬいぐるみがきっかけであっという間にアザラシ沼へ。日本で唯一のアザラシ保護施設で働く飼育員が綴る保護活動とアザラシが抱えている問題とは。愛くるしい表情と仕草で私たちを癒してくれるアザラシたちをもっと知ろう!

目次

第1章 私とアザラシとの出会い(幼いころ;念願の獣医学部で ほか)
第2章 いざ、北海道紋別市へ。アザラシ救助の日々(日本で唯一のアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」;アザラシ救助隊の出動 ほか)
第3章 野生復帰に向けた訓練とリリース(野生復帰か飼育継続か;リリースに向けた訓練 ほか)
第4章 アザラシ5種ととっかりセンターのアザラシたち(5種類のアザラシたち;とっかりセンターの個性的なアザラシたち)

著者等紹介

岡崎雅子[オカザキマサコ]
1986年、神奈川県生まれ。水瓶座のAB型。日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。幼少期からのアザラシ好きが高じて、北海道紋別市にあるアザラシ専門の保護施設「オホーツクとっかりセンター」で念願の飼育員になる。10年間の飼育員生活のなかで出会ったアザラシは65頭以上、そのうち37頭の保護に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

72
やはり、この種の本は楽しい。何より、ご本人の楽しさに溢れているのが、ビンビンと伝わってくる。アザラシに出会って、今の職につくまで、いろいろ考え・悩み・トライしながらの姿勢が、とても人間臭ささがあって親近感を覚える。アザラシの個体ごとの個性や、それを大切にしていること、感心させられる。それもこれも、アザラシへの思いがあるから故だと思う。2022/07/13

モミ

21
北海道の「とっかりセンター」で飼育員として働く岡崎さんの、アザラシ大好き奮闘エッセイ。 アザラシの魅力はもちろん、就職するまで、センターの仕事・抱えている問題も伝えています。 とても興味深く、面白く読ませて頂きました。水族館で働きたい学生さん、海獣好きな方、その他生き物全般好きな方、お勧めです。2024/03/03

Garfield

18
Audible 著者のあざらしへの愛、子供のころに出遭ったあざらしのぬいぐるみに魅入られ、現在のあざらし保護施設の獣医というお仕事への一直線の人生が一杯詰まった元気の出るエッセイ。 印象的だったのは、保護飼育中に亡くなったアザラシを今後の飼育のために解剖していた様子がアザラシに見えてしまい、翌日からあるアザラシが著者に対して反抗的な態度をとるようになったというエピソード。著者もいくつかのエピソードで触れているけど、アザラシって頭良い。 ★★★★☆☆☆2025/01/09

taku

17
この手の本は特殊な仕事を知ることができて、書き手がその仕事を好きだから気持ちがいい。海獣相手がラクなわけなく、でもアザラシ愛はまっすぐ。愛らしいセンターのアザラシたちを通して、オホーツクにおける保護、飼育、生態と問題を綴っている。保護活動が良いことなのか試行錯誤の真っ只中らしい。立場による賛否は否定側の意見もわかる。著者はそれでも人間と共存できる道があるはずと伝える。とっかりセンターには何度か行っている。間近で観察してふれ合える、観光客には癒されスポットだ。たぶん著者に会っている。また訪れたいな。2023/09/04

tomtom

15
アザラシが自分以外の個体の名前やニックネームすら理解したりしていることに驚いた。野生に戻す飼育も通常の飼育とはまた違って大変そうだ。アザラシを保護することについての漁師の人たちの葛藤も分かり、難しい問題だと思った。2023/10/06

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