出版社内容情報
「猫ピッチャー」の作者が描く!
擬「猫」化4コマがついに単行本化。
もしも、あの偉人が猫だったら…?
ねこじゃらしで民衆をあやつる卑弥呼、法隆寺でつめとぎする聖徳太子、だれにでも飛びかかる足利尊氏、おとものサルよりも小さい織田信長、犬を100匹飼う徳川綱吉、マタタビにおぼれる大石内蔵助、異国の猫におどろく坂本竜馬!
猫で、ゆる~く歴史が学べる(かもしれない)★
【猫化するキャラクター】
卑弥呼 聖徳太子 聖武天皇 藤原道長 源頼朝 足利尊氏 武田信玄
織田信長 徳川家康 徳川綱吉 大石内蔵助 坂本竜馬
■特別描き下ろし「ネコネコ世界史」
■「ためになる(かもしれない)かいせつ」
など、単行本用の描き下ろし原稿も収録!
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
74
邪馬台国の女王・卑弥呼はねこじゃらしで民草を操り、爪とぎ占いで中国の魏に使いを送り、ねこ政治は厳かに始まった…♡登場人物ほぼ猫故に、闘いも裏切りもほのぼのと。一巻ラストはペリー来航。アメリカのデカい猫・ペリー(アメリカンショートヘア)と共にアメショー軍団来航!その頃イギリスからはスコティッシュフォールド、ロシアからはロシアンブルーの軍勢が…。「異国の猫ぜよーー!!」フリーダムな志士・坂本龍馬ニャン。そうか、うちのめめすけもヒマラヤン。開国万歳!!異国の猫ぜよー♡2018/09/21
あん
65
卑弥呼の呪術が猫じゃらしだったり、聖徳太子が法隆寺で爪研ぎしたり、猫の習性を知りつくした猫好きの人なら、間違いなくツボにはまります。ただし、漫画部分だけで勉強になるかどうかは少し疑問です(笑)章の変わり目にある「ためになる(かもしれない)かいせつ」を読むと理解が深まりますよ。2017/08/27
kumicom
50
全編超ゆるゆる。今年一番のゆる本でした。猫の猫による猫のための歴史。歴史上の大事件も、猫にかかるとこんなにのんびり平和になってしまうのか〜。最初の卑弥呼のところで心を奪われました。実は新撰組に全く興味を持てなくて、何度読んでも聞いても理解不能だったんだけど、これ読んで改めて内容を知ってみたいって思えたかも。歴史嫌いだけど猫好きな方は、とっかかりにぜひ!外国猫たちもCUTE!2014/12/15
あかは
42
ねこあるあるをからめた日本史四コママンガ。ちゃんと解説でフォローしているけれど、もとネタを知っていた方が楽しめる、猫好きのための日本史マンガ。個人的には秀吉がちゃんと猿で出てくるのが好き。信長猫と意志疎通不可能だったけど。アニメの方が突っ込みが楽しいけれど。2017/06/03
古古古古古米そっくりおじさん・寺
38
日本史を人物列伝形式の四コマ漫画で。ただし出て来るのは全て猫。平和な内容である。学生が読むと多少役に立つかも知れない。史上の事件に猫ならではのギャグが絡む。いかにも近頃らしい緩い内容。とても可愛らしい絵である。一番可愛かったのは足利尊氏。台詞を言わないのが良い。ラストの坂本龍馬の八策も良い。おまけに『ねこねこ世界史』が付いているが、ラフに描かれたこちらが割と好きだった。実際の猫よりも漫画に出て来る猫が好きな私には絵柄に満足させられた。2014/10/14
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- 和書
- 原子力に未来はなかった