感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
22
毎日、放送大学の気に入った講義を視聴している中で、産業・組織心理学のコマが印象に残り、関連本を検索した結果、本書を購入した次第。自動車メーカーを舞台に、成果主義によって分断された職場に「夢」を取り戻し、組織を蘇らせる-というお話。心理学の具体的な理論よりも、私達一人一人、組織、社会、そして日本の国、世界、それぞれに対して夢を抱くことが大切だ、と強く感じた。夢、色々あろうが、究極の夢とは何なのか-それさえわかれば、後は実践のみ!近江商人の「三方良し」ではないが、皆の幸せのために行動したい。難しいけど・・・2019/01/22
森林・米・畑
14
なぜ、あなたは職場で「夢」を語らなくなったのか?今の日本の会社の問題点を漫画で分かりやすく書かれてあった。一人あたりの負担が増えて、残業時間も指摘される。効率よく生産性を求められ、ストレスばかりが溜まる。もっとゆとりがあればなーと思う時代。何のために自分が働いているのか?意義を見出だすきっかけになった。2021/09/15
nbhd
12
マンガが、だいぶおもしろい。読み終わって、だいぶ日にちが経っているのだけど、おもしろいマンガだったという感触が今も残っている。いろいろ調べてみると、著者の経歴がナゾだったり、著者が代表をつとめるメンタルヘルス協会にあんまり良い噂がない、ってことを度外視しても、マンガがおもしろかった。ところで、肝心の「職場系心理学」について、何かを覚えているかというと、一切何にも覚えていない。優れていたのは、「会社の病理」の部分の描写で、いやあ、世の中って嫌なもんだなぁ、という生々しい感触があった。最後に大事なのは「祈り」2025/07/21
Kentaro
7
ネイティブアメリカンは生まれたときと死ぬときで全く正反対になることが最も幸せなことだという。 生まれたとき、赤ちゃんは大泣きしているが、周りの人間は微笑ましく笑って喜んでくれる。死ぬときは人生を振り返って大笑いして亡くなって、周りの人がその偉大さを振り返って泣いて悲しんでいる。 そうできるような人生の過ごし方、会社人生の過ごし方が望まれる。これを漫画で紹介した内容でした。2018/11/21
ササキマコト
5
テーマは「成果主義の功罪」といったところでしょうか。特に「罪」の方に焦点が当てられています。ビジネス書と捉えて読むとモヤモヤ感が残るかもしれません。結局成果主義の否定だけで終わっちゃったし。ビジネス書風味のマンガとして読んだ方が良いと思います。島耕作シリーズが好きな人は楽しめるんじゃないですかね。2013/03/09
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