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大人の探検
奇祭

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408594170
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0039

内容説明

日本再発見!全国津々浦々、不思議な祭り。

目次

第1章 奇妙かつ不解可な祭り(キリスト祭り(青森県)
こじき祭り(岐阜県) ほか)
第2章 笑いの祭り(ひげなで祭り(千葉県)
強卵式(栃木県) ほか)
第3章 性の祭り(おんだ祭り(奈良県)
かなまら祭り(神奈川県) ほか)
第4章 怖い祭り(牛乗り・くも舞(秋田県)
パーントゥ(沖縄県) ほか)

著者等紹介

杉岡幸徳[スギオカコウトク]
作家・奇祭評論家。兵庫県生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒業。不可解かつ珍しい物を深く愛し、それらをテーマにした著作を多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーマン

28
日本て広いなぁ…としみじみ。わざわざ取材に行ってるのに、サラッとした文で物足りない人もいるかもしれんけど、このサラッが私にはちょうど良い。なんてったって、主役のお祭りが濃すぎる(笑)写真だけでも良い。というくらいのインパクト。自分の貞操観念や常識なんかは戦後の浅い歴史の中で作られたもので、本来の日本人のあるべき姿が奇祭として残っている。単純に、すごく楽しかったです〜。2014/09/24

keith

20
日本にはなんと摩訶不思議なお祭りがあることだろう。日本の奇祭が写真と、奇祭評論家?の杉岡さんと女性編集者の鈴木さんとの会話で紹介されている。学術的な本ではなく、観光ガイドチックな本。五穀豊穣と子孫繁栄が祭りの目的のツートップだが、それだけでは説明しきれない奇妙な祭りが盛り沢山。そんな中でも強烈に印象に残ったのは、仮面を被った泥まみれの怪物が誰構わず襲撃してくるという沖縄の「パーントゥ」と、顔に袋のようなものを被った怪物が子どもを袋に放り込んで脅すという鹿児島の「ヨッカブイ」。一度現場で観てみたいな。2014/10/27

メタボン

19
☆☆☆★ 農耕行事、八百万の神々といった日本の文化が祭りには色濃く表れている。特に生殖に関わる祭事は興味深い。朝ドラ「まれ」の舞台である能登は祭りの宝庫であり、日本の文化が色濃く残る。能登は、何度でも訪れたい。2015/04/28

manamuse

18
流し読み。なんだろう…そんなに古いわけでもないのにやたら焼けててなんか臭い…そして痒い…。シルエットがピクミンなのに恐ろしいヨッカブイ!ナマハゲよりトラウマになりそう。2023/10/03

Tatsuhito Matsuzaki

11
(再読) 日本にはおよそ三十万もの祭があるそうですが、この本に取り上げられているのは、天狗に無理やり卵を食わせ、少女が狒狒の生け贄にされて、女装の男たちがピンクの卑猥な神輿を担ぐ… そんなぶっ飛んだ非日常空間を演出したものばかりです。 「祭り=非日常(ハレの日)は、日常(ケの日)を維持するためにある。」 「奇祭を知ることで日本の本質や、世界の文化的つながりを知ることが出来る。」 という筆者の考えは、まさにその通りだと思います。 著者と担当女性が奇祭を巡りながら感じたままをリポートする文章が楽しい一冊です。2023/09/05

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