内容説明
苦しみはなくならない。苦しみでなくなるだけです。じたばたせず、あせらず、あわてずに歩んでいけば、苦しみも悲しみも、過去の思い出になるでしょう。
目次
第1章 あなたは今、あせって花を咲かせる必要はない―「がんばる」とは、「我を張る」こと。だから、がんばらなくていいんです。(希望を持つな!;なんだっていい ほか)
第2章 何かを必死に探しまわっていると、落とし穴に気づかない―この世の苦は、思うままにならないこと。あきらめてしまえば、苦から救われます。(わるい天気があたりまえ;痩せ我慢のすすめ ほか)
第3章 ただ苦しみ、悲しみ、悩めばいい―人生は、ごはんと一緒。うまいときがあれば、まずいときもあるものです。(日にち薬;そのうちよくなるさ ほか)
第4章 わたしたちはみな、ほとけさまの子―「損する知恵」とは、人への思いやり。そして疲れない生き方ですよ。(誰が仏子か?;すべてのものは、「ありがたい」 ほか)
第5章 幸福を求めることをやめれば、幸福になる―金もなく地位もなく品位もない。だから幸せなのです。(幸福を求めない;人生は楽しく ほか)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業、同大学院博士課程修了。気象大学校教授となり、1985年に退職。仏教を中心とした宗教全般について平易な言葉でわかりやすく解説し、年齢、性別を問わず幅広い人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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