抗がん剤治療中の生活ケアBOOK―副作用の症状別に引けるアドバイスと注意点

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  • サイズ A5判/ページ数 165p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784408593944
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

化学療法を受ける患者さんにとって、薬剤の副作用は避けては通れない道です。化学療法の副作用やセルフケアの方法を理解していただき、生活の質を高めながら闘病意欲を維持してもらいたい、そんな願いをもとに本書は作られました。

目次

第1章 がん化学療法を受ける際の心得(がん化学療法の目的と有効性;がん化学療法を受ける際の心構え ほか)
第2章 症状別副作用の対処法(自分で気がつく副作用;検査でわかる副作用)
第3章 抗がん剤治療中の生活(日常生活の注意点;がん治療と食事 ほか)
第4章 私とがん治療―患者さん達の証言(「仕事の両立と脱毛対策」―乳がん治療を経験 東京都N・Fさん(40代・女性)
「治療を生かす患者の心構え」―卵巣がん治療(再発)を経験 東京都N・Sさん(50代・女性) ほか)

著者等紹介

中川靖章[ナカガワヤスノリ]
医学博士。日本がん治療認定医。1993年、日本大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター内科研修医を経て、1998年には同センター血液内科医師。2005年、東京医科歯科大学医学部大学院卒業。以降、日本赤十字社医療センターにて、輸血部副部長、外来化学療法室長を経て、現在、化学療法科部長を務める。東京医科歯科大学医学部非常勤講師、岩手医科大学医学部非常勤講師、日本赤十字看護大学非常勤講師も兼任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひとみ

6
ガン治療について知識がほしくて手にした本の一冊。 読んでみて、昔の抗がん剤治療と今では、様子が変わっているんだなぁと思いました。 でも、やはり抵抗力が落ちるのは変わりない様で、菌対策、乾燥対策は、十分に気を付けなくちゃあけない点だなぁと思いました。2016/07/25

くりりんワイン漬け

6
これまでに色々と読みましたが、現時点で言えることが2つあります。 先ず患者は一生懸命勉強し、医者・看護師と一生に癌を治していく覚悟をもつこと。(それを拒絶するような病院では治療を行わず病院を探すこと。辛いでしょうが。)日常気を付けなければいけないその時々の状況に応じたことを十分に理解すること。 さて後者の点で特に術後や治療中に読む3つのおすすめする本があります。 何れも小難しい文章がかかれた本ではない。その一つが本書「抗ガン剤治療中の生活ケア」です。家族はよく読むこと。患者は闘病で忙しいのです。2016/07/20

眞雪

3
抗がん剤(TC療法)始めることになったので、入院前に書店で購入。本に書いてある通りではないけれど副作用はこんなんなのかと前知識として読んでおいた。 実際は1クール目より2クール目…と辛さも変わるし、副作用は個人でかなり違う。しかし読んでおいて損はなかった。 2018/02/10

ようこ

2
「抗がん剤=重い副作用」という図式からは抜け出せない。では、それぞれの副作用に対してどう対処すればいいのか、がわかりやすく解説されていた。全ての副作用がその人に表れるわけではないから症状が出てきてから対処しても遅くはないのかも知れない。結構参考になる本。2015/03/21

ばく

1
術前の検査では早期だったが、術後の病理検査で進行がんだったことがわかり抗がん剤治療を受けることになったので購入。この本は、様々ながん種に対して行われる抗がん剤治療全般について概観的に書かれています。抗がん剤に漠然とした不安を抱いているときにざっと目を通しておくと良いと思います。同じ抗がん剤を同じがん種に適用しても、副作用の出方も千差万別なので、実践的には柔軟に対応するしかありません。ですが知識があるとないとで大違いです。2015/01/31

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