内容説明
予防から、症状の見分け方まで、すぐ役立つ知識満載。専門医がQ&A形式で、やさしくお答えします。
目次
認知症についての三つの誤解
四つの立場から考える―隣近所の認知症、両親、配偶者、そして自分の認知症
認知症って、どんな病気ですか?
「治る認知症」について教えてください
ふつうのもの忘れと、認知症のもの忘れの違いは?
アルツハイマー病について、くわしく教えてください
脳血管性認知症は、予防できますよ
なぜ、軽度認知障害(MCI)は注目されているのですか?
認知症かな、と思ったら何科にいけばいいのでしょうか?
薬で認知症は治りますか?
食べ物や運動で認知症は治りますか?
「認知症に勝つ!」秘密の方法はありますか?
認知症とのつきあい方を教えてください
著者等紹介
鈴木ゆめ[スズキユメ]
1979年一橋大学社会学部卒。1986年横浜市立大学医学部卒、社会学士、医学博士。横浜市立大学附属病院で臨床研修後、神経内科助手、講師、助教授を経て附属病院神経内科教授。2001‐02年米国ベイラー医科大学神経内科客員講師。日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本認定症学会専門医。横浜市医師会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みんと
6
何度も同じ事を忘れ、日にちや自分の歳までわからなくなってしまった義母が、認知症の症状と同じであることに気づき読んでみた。 認知症の最期が痛みや苦しみ、身体の動かし方までわからなくなってしまう事も知り事の重大さに気付く。 症状や予防法は書かれているが、実際、生活がままならなくなった時にどう対処して良いのかわからない。 認知症といっても原因によって種類もあるのでまずは病院で検査してもらおうと思う。2013/06/28
りい
2
認知症についてとてもわかりやすく書かれている本だった。著者の先生もとても優しそうでステキです。やはり、生活習慣病にならないことが認知症予防の近道だとか。よく言われることだが、暴飲暴食を避け、塩分を控えめの食事、適度な運動を心掛け・・ああ、難しい。2013/06/27