出版社内容情報
?坂庵行[コウサカアンギョウ]
著・文・その他
内容説明
聞いたことはあるけれど、どんなものなのかは意外と知られていない!?そんな思考実験の数々を、サイエンスライターがわかりやすく解説!「箱のなかにいる猫は、生きた状態と死んだ状態が重なりあっている?」(シュレディンガーの猫)、「修理した船と、もとの材料を集めてつくった船、どっちがオリジナル?」(テセウスの船)、「暴走するトロッコから、どちらを救うか?」(トロッコ問題)などを紹介。いざ、めくるめく思考の旅へ!
目次
オリジナルって何だろう?「テセウスの船」
肉体がちがっても同じ人?「スワンプマン」
合理的な選択をするのは難しい「囚人のジレンマ」
禁止を叫ぶことが禁止行為になる矛盾「張り紙禁止の張り紙」
嘘つきが嘘をついたら、それは本当?「クレタ島の住人」
追いつけるはずなのに追いつけない?「アキレスとカメ」
どうして他人に心があると言えるのだろう「哲学的ゾンビ」
この世界は本当に現実なのか「水槽の中の脳」
時間の進み方は変わる場合がある?「双子のパラドックス」
観測するまでその状態は分からない「シュレディンガーの猫」
「忖度」が引き起こす悲劇「アビリーンのパラドックス」
やり方によって1位は変わる!?「多数決のパラドックス」
抜き打ちは予測できないはず?「抜き打ち検査のパラドックス」
迫られる究極の二択「トロッコ問題」
未来は変えられる!?「タイムマシンのパラドックス」
コミュニケーションがとれるということ「中国語の部屋」
すべてはあらかじめ決まっているのか?「ラプラスの悪魔」
直感が大きく外れる不思議「モンティ・ホール問題」
猿が文豪になれる確率とは?「無限の猿定理」
思っていたより高確率「誕生日のパラドックス」
割り切れない不思議「1÷3の謎」
全てのカラスが黒いことを確かめる方法「ヘンペルのカラス」
思考実験の古典「ガリレオの船」
一瞬一瞬では制止している「ゼノンのパラドックス」
著者等紹介
〓坂庵行[コウサカアンギョウ]
サイエンスライター。埼玉大学博士課程修了。専攻は物理化学。一般企業で技術職として働く傍ら、ライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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