出版社内容情報
原田ひ香さん絶賛!
「これは、終わることから始まる、出発の物語。ドラマ化の企画書を書きたくなるほどの面白さ!」
老舗メーカー「花森石鹸」が、外資系企業に買収された。激務に耐えるベテラン、合理化を求める若手、葛藤するシングルマザー、謎多き新社長――モチベーションも立場も世代も違う両社の社員たちは、この激変を乗り越えられるのか。愛社精神満点の総務部員・真柴忠臣の奮闘の行方は……!? 一気読み間違いなしの、胸熱お仕事小説。
装画/かわいちひろ
【目次】
内容説明
老舗メーカー「花森石鹸」が、外資系企業に買収された。激務に耐えるベテラン、合理化を求める若手、葛藤するシングルマザー、謎多き新社長―モチベーションも立場も世代も違う両社の社員たちは、この激変を乗り越えられるのか。愛社精神満点の総務部員・真柴忠臣の奮闘の行方は…!?一気読み間違いなしの、胸が熱くなるお仕事小説。
著者等紹介
額賀澪[ヌカガミオ]
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、広告代理店に勤務。2015年『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を、『ウインドノーツ』(単行本改題『屋上のウインドノーツ』)で松本清張賞を受賞。2016年、『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に。2023年7月、「転職の魔王様」シリーズがテレビドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字の旅遊人
32
今度の「小説でもどうぞ」W選考委員である額賀澪先生の作品。軽快な文章で読みやすいが、しっかりとしたお仕事小説、企業小説だと思った。外資に買収される石鹸洗剤メーカーが舞台。新商品開発について本当のところは分からないけど、きちんと調べて書かれているような印象だった。それでいて個々人のエピソードをちゃんと盛り込んできて読み疲れないのが凄い。主人公ではないが、浜名のキャラクターと役割が好きだ。あと二代目の正継社長の話も良い。実際上、外資からの買収ってどんな感じなんだろう。経験してみたかったな?2026/04/19
よっち
27
朝テレビをつけたら、働いている会社買収されていた?大混乱に陥る社内の状況に愛社精神満点の総務部員・真柴忠臣が奮闘するお仕事小説。外資系企業に買収された老舗メーカー花森石鹸。変われないベテランの激務耐性、合理化を求める若手、葛藤するシングルマザーなど、モチベーションも立場や世代も違いまとまれない社員たちと、やってきた統合先の社員たちが対立する構図は深刻でしたが、ひたむきな真柴たちが潤滑油となって、危機を乗り越えるために向き合い、本当に大切なものが何かを見出してゆくその結末には確かな希望があったと思いました。2025/12/05
えりまき
23
2026(49)お仕事小説。楽しく拝読。外資系企業に買収された「花森石鹸」総務部・真柴さんの奮闘記。自分の務める会社のことを、社内連絡ではなくニュースで知る現実。アパート「林檎箱館」にすむ花森石鹸・真柴さんと、ブルーア・柏宇(バイユー)さん。古い伝統と新しいチャレンジ。大事なのはコミュニケーション。 2026/02/20
陽ちゃん
8
老舗の「花森石鹸」総務部員、真柴くんが、花森石鹸が買収されると知ってからの1年間。買収された花森石鹸側と買収したブルーア側の社員、双方が混乱しながらも最終的に協同して新製品を開発し、販売できたのは、研究開発部や営業部だけでなく、縁の下の力持ち総務部の奮闘があったから。真柴くんの苦労が報われましたね。2026/04/18
ふじ
8
出張の新幹線に乗り込む前に帯の原田ひ香さん文章に惹かれて購入!読み出すと止まらない面白さ。老舗メーカーが外資に買収された、売った二代目、開発部のOB、現役のそれぞれ働く部署でも上司と部下の思いの違いなどなど!メインの忠臣の家庭の主婦と同じような、なくなると大変なのにやってもらうてることに感謝が感じられない総務部の想いまで全てが詰まったそれはハートフルな物語!帯の言葉のように、いつか観た『これは経費では落ちません』のようなドラマになると良いなぁと切に願います♪2026/01/29




