出版社内容情報
北の海峡に
死の風が吹く――
連続殺人と消えた女の謎!
人気旅情ミステリー!
海峡を見下ろす断崖で、男が最期に見た風景は?
「人生の最後に、行きたいところへ、ご案内します」閑古鳥が鳴く小仏探偵事務所のチラシを見て訪ねてきたのは八十三歳の男性だった。長崎で見たいところがあると申し込んできたのだ。ところが、その旅から帰った数日後に、男ははるか北の青森・津軽龍飛崎の草むらで死体となって発見された。なぜ彼は青森に向かったのか。背景には女の影が…!?
〈目次〉
第一章 人生を閉じる前に
第二章 龍飛崎
第三章 伊那の日記
第四章 黒いさざなみ
第五章 長崎の鐘
第六章 納沙布岬
第七章 闇に沈む足音
内容説明
「人生の最後に、行きたいところへ、ご案内します」閑古鳥が鳴く小仏探偵事務所のチラシを見て訪ねてきたのは八十三歳の男性だった。長崎で見たいところがあると申し込んできたのだ。ところが、その旅から帰った数日後に、男ははるか北の青森・津軽龍飛崎の草むらで死体となって発見された。なぜ彼は青森に向かったのか。背景には女の影が…!?
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者として人気を博している。著書に私立探偵・小仏太郎シリーズほか、人情刑事・道原伝吉、旅行作家・茶屋次郎、山岳救助隊員・紫門一鬼などの人気シリーズがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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