出版社内容情報
一昼夜走る過酷なレース。コースに現れたのは……
24時間で、走った距離を競う耐久マラソンレースは過酷なもの。
参加ランナー達は、それぞれの覚悟や想いを抱きスタートしていった。
コースとなる公園には、出るという噂があり、真夜中になる頃、怪しさが漂いはじめる。
そこに現れたのは、もう二度と会えないと思っていた人だった……。
本格ランナーの著者が描く、不思議で切ない感動ストーリー。
内容説明
24時間で、走った距離を競う耐久マラソンレースは過酷なもの。参加ランナー達は、それぞれの覚悟や想いを抱きスタートしていった。コースとなる公園には、出るという噂があり、真夜中になる頃、怪しさが漂いはじめる。そこに現れたのは、もう二度と会えないと思っていた人だった…。本格ランナーの著者が描く、不思議で切ない感動ストーリー。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年にデビュー。音楽、料理、俳句ほか多彩な知識を生かし、時代小説からミステリーやホラー小説なども手がける。全国のフルマラソン、ウルトラマラソン、トライアスロンに参加し、総完走数は100回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coolgang1957
45
初読みのマラソンランナー作家さんでした。無謀な麻友ちゃんに象徴されるように、そしてプロローグらしきA スタートにも出てくる「…、若いっていいわねえ」の言葉通りのお話やと、おっさんは羨ましく読みました。中には悲しい出来事もあるけど、みんな仲良くなって微笑ましい😄24時間も走り続けるのは想像できませんねぇ、学生時代には48時間麻雀はやりましたが、最後のほうは自分に回ってくる僅かな間に寝てましたもんねぇ😂いやそんなアホな話ではなく、健康的なほのぼのした青春小説でした😀2021/12/11