出版社内容情報
住職が般若心経全文を初心者にもわかりやすく解説した入門書。お財布などに入れて持ち歩ける「般若心経お守りカード」1枚付き。
本書は、日本で最も人気があり、誰もがその名前は知っていて、親しまれているお経、「般若心経(はんにゃしんぎょう)」の入門書です。
般若心経はわずか262文字の経典ですが、その中には私たちが日々生きていく上で欠かすことのできない「生きる力」に溢れています。その生きる力を、初めて般若心経を読む人にでもとっつきやすく、わかりやすく説いたのが本書の特徴です。
本書では、般若心経を知る(般若心経口語解説と語句説明)にとどまらず、読経(どきょう=般若心経の読み方・唱え方)や、写経(しゃきょう=般若心経を書き写すことで心を鎮め、願かけをする)の作法とその見本なども噛み砕いた平易な表現で解説していきます。
また、本書には類書とは異なる最大の特徴が2つあります。1つめは、般若心経を「持つ・携帯する」ことができます。それが、本書に付いた「般若心経お守りカード」です。表面には般若心経全文を掲載しておりますので、携帯用読経用カードとして活用できますし、裏面には仏教の生みの親である釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)を描いてあります。この般若心経お守りカードを財布やカードケース、手帳などに入れて持ち歩くことによって、その御利益を受けることができるはずです。
2つめは「干支お守り本尊」です。日本人なら誰もが知っている、子牛寅卯…の十二支には、それぞれ守護本尊がついています。たとえば、子年生まれの人は観音菩薩が守り本尊です。自分の干支からどの本尊が守り本尊に当たるかを知り、その本尊の真言(マントラ=呪文のようなものです)を唱えることであなたにご加護があることでしょう。
他にも、歴史もあり一つの美術作品といえる「絵心経」の全文掲載、また般若心経に関する質問を一問一答形式で回答、さらには著者と般若心経の出会いをつづった半生を紹介と盛りだくさんな内容となっています。
『お守り般若心経』(東方出版)というロングセラーをつくり出した著者はこう言います。般若心経を「唱えることが、写経することが、懐中にすることが、そういう行為すべてが、心の中にエキスを蓄積いたします。そhして、その心が加護をうけ、その功徳が人をして救われます。」(本文より)
まさに、「わたし」の、そして「あなたの」般若心経なのです。本書を通して般若心経に触れることで、人生の地図が見えて、より豊かに、明るく、充実した日々が送れることでしょう。
はじめに-「持つ、読む、書く」お経
般若心経全文・読み方
第1章 般若心経を知る
1 小河流現代語訳
2 世界は因と縁でできている-全文意訳にかえて
3 私の『般若心経』
第2章 守り本尊
1 あなたの守り本尊は?
2 干支別守り本尊の特徴
コラム 如来と菩薩と明王
第3章 写経
1 写経の作法
2 写経手本
第4章 小河僧正一問一答
第5章 「絵心経」
1 絵心経とは
2 絵心経全文
巻末
般若心経語句解説
参考文献
写経修正の見本
著者紹介
あなたの「般若心経」メモ
【著者紹介】
1934年岡山県生まれ。1946年高野山金剛峯寺において得度。1955年同志社大宅卒業。京都市右京区の大覚寺心経係五大堂勤務を経て、現在、願成寺および地蔵院住職。著者『お守り般若心経』(1983年・東方出版)
内容説明
黙読でも声に出してもいい。写し書いてもいい。持ち歩くことで難をよけてくれる!日本でいちばん人気のお経!あなたに元気を与えてくれる真言とは?般若心経お守りカード付き!
目次
第1章 般若心経を知る(小河流現代語訳;世界は因と縁でできている―全文意訳にかえて;私の『般若心経』)
第2章 守り本尊(あなたの守り本尊は?;干支別守り本尊の特徴)
第3章 写経(写経の作法;写経手本)
第4章 小河僧正一問一答
第5章 「絵心経」(絵心経とは;絵心経全文)
巻末 般若心経語句解説
写経修正の見本
著者等紹介
小河隆宣[コカワリュウセン]
1934年岡山県生まれ。1946年高野山金剛峯寺において得度。1955年同志社大学卒業。京都市右京区の大覚寺心経係五大堂勤務を経て、現在、願成寺および地蔵院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 金色のガッシュ!! 完全版(15)