実業之日本社文庫<br> 文豪芥川教授の殺人講座

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実業之日本社文庫
文豪芥川教授の殺人講座

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408555904
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

無双大学文学部の教授で、ミステリー作家でもある芥川竜介。名前が文豪とそっくりなため、学生たちには裏で「文豪」とあだ名されているが、なぜか大学キャンパス内外で起きる事件の相談が次々と持ち込まれる。ゼミの学生らと文豪の名作について議論を交わす間も、話題は自然と事件の推理に―大学教授作家が贈る異色文学講座&犯罪ミステリー!

著者等紹介

前川裕[マエカワユタカ]
1951年東京都生まれ。一橋大学法学部卒。東京大学大学院(比較文学比較文化専門課程)修了。スタンフォード大学客員教授などを経て、法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。2012年、『クリーピー』が第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞、作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

30
あの文豪とそっくりな名前の大学教授でありミステリー作家でもある芥川竜介(裏では学生たちに「文豪」と呼ばれている)がゼミの学生と名作とそれに絡んだような事件の議論を交わす。5つの講座が出てきたけど、どの文豪の作品も読んでないや。読むかぁ。第4講座の三島由紀夫『獣の戯れ』の回の事件が一番好きかな。続編を…ぜひ講座を続けて欲しい。2020/10/27

そのぼん

19
文豪と似たような名前の大学教授のもとに舞い込む事件を描いた連作短編集でした。読みやすかったけど、全体的にあんまり印象に残らない感じがしましたね。それでも、ミステリー作家であり大学教授である主人公のファンだという男性に声をかけられたことから展開していく第4講座の『身の上相談対処法演習』は悪くなかったと思いました。2020/07/19

そうたそ

16
★★★☆☆ 大学教授でありミステリ作家でもある芥川竜介が遭遇する事件を描く連作短編集。タイトルに引き寄せられてしまったが、芥川の要素は皆無。文学講座みたいなものが随所にはさまれるが、事件との結び付きが濃いわけでもないし、かといって薄いわけでもない。蘊蓄が豊富であればいいのだが、そこまででもなく。事件自体もミステリとしては弱く、ミステリ読みであれば想像のつく範囲内かと。もっと文学論みたいなところに特化したミステリであれば、陳腐さも脱せた気もするが。2020/05/28

hannahhannah

8
『クリーピー』の前川裕がスーパーマン・パンチを放つ。無双大学の芥川竜介は大学教授と作家の二足の草鞋を履いている。そんな彼が事件に遭遇する連作短編集。4つめの話は前川さんらしい不気味さがあって良かったが、後はかったるいだけ。事件を文学と絡めてるけど文学論になると眠くなるわ‥。そもそも主人公の名前を芥川龍之介そっくりにする必要性はあったのかね?最終話以外の全ての話でいつも通りミニスカートやショートパンツ履いた女たちが❝Hi there again.❞と登場。前川さんの小説は大学教授らしい硬い文章なのに毎回2022/08/19

agtk

3
タイトルの面白さで購入。かの文豪と名前が似ている大学教授が謎を解く。謎解きと関連した文学作品の解釈が語られるが……。読みやすい分物足りなさもある。第4講座はなかなかおもしろかった。それにしても、こんなに事件が多すぎる大学はいかがなものか。2020/08/19

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