出版社内容情報
「よろず探偵承り」珍妙な看板を掲げる発明家・柿三郎が、不思議な発明品で事件を解明!? 大正“ハイカラ”ミステリー。
内容説明
大正時代の浅草。町のはずれにあるボロ家・百栗庵の主で発明家の柿三郎が、探偵稼業に踏み出した。冴えない風貌で発明は珍妙だが、科学的な調査や思考実験から導き出す推理は明晰!機械式招き猫の助手・お玉さんを連れ、女中の千代とともに“連続して発見されたバラバラ死体”や“幻術師の元から消えた弟子”などの謎に挑むが…。傑作“大正モダン”×本格ミステリー。
著者等紹介
伽古屋圭市[カコヤケイイチ]
1972年大阪府生まれ。公務員退職後、全国を放浪。第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』(文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題)で、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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