実業之日本社文庫<br> 星がひとつほしいとの祈り

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実業之日本社文庫
星がひとつほしいとの祈り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551456
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

売れっ子コピーライターの文香は、出張後に寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め…(「星がひとつほしいとの祈り」)。表題作ほか、娘として妻として母として、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。

著者等紹介

原田マハ[ハマダマハ]
1962年、東京生まれ。96年、学士入学した早稲田大学卒業。キュレーターを経て2006年、日本ラブストーリー大賞受賞作『カフーを待ちわびて』でデビュー。12年、『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

842
原田マハさんというのは実に器用な作家だ。キュレーターの経験を活かした『楽園のカンヴァス』もあれば、『カフーを待ちわびて』のような恋愛小説も書く。ここに収録されているのは、そうしたマハさんの器用さが遺憾なく発揮された作品群である。最初の物語こそ東京だが、以下は日田、松山、白神山地、佐渡、長良川、四万十とそれぞれに物語の舞台が選ばれ、またその地の方言が巧みに配される。そして、いずれもそれぞれの年代の女性たちを描きながら、そこには必ず希望がある。読後感は悪くないのだが、その器用さが逆に通俗に堕す危険もはらむ。2018/08/03

鉄之助

636
ドラマチックな展開は少ないものの、「祈り」と「星」が散りばめられた短編集だった。特に、最後の「沈下橋」が心に残る。高知の四万十川に47カ所あるというこの橋。「嵐のときには水に沈み、じっと耐える橋。空が晴れ渡れば、再び姿を現す」。不器用だが、健気に生きる母と娘が心に引っかかった。2022/07/23

612
短編集。表題作目当てで読みました。舞台が松山市の道後温泉ということで、松山に住んでいたことがある自分としては嬉しい情景描写が沢山ありました。ストーリーも良かったです。じんわり心に沁みて思わず泣いてしまいました。他の作品も、母と娘、娘と母、夫と妻、義理の元娘と元母・・等のあたたかいストーリーにほっこりしました。2016/12/31

しんごろ

544
各世代の女性にまつわる短編(^o^)まず舞台がどれもいい(^o^)大分県日田市、愛媛県松山市などなど(^o^)さすが「フーテンのマハ」と呼ばれる原田マハさんの舞台設定にはいつも感心します(*^o^*)そして、まさかのハグとナガラの続編…いいねえ(*^o^*)表題作は個人的に大好きです(^o^)再読時のBGMは鈴木祥子でバッチリ(笑)(^_^)v2015/12/21

ウッディ

482
女性を主人公にした7編の優しい短編集。キラリと輝き、じわりと心の襞に浸み込むような良い話が多く、そんな内容を暗示するタイトルも素敵です。特に、白神山地ツアーで出会った若い女性に人生の寄り道の大切さを説く「寄り道」、娘とその婚約者と愛する夫との思い出の地を巡り、幸せだった夫婦生活を振り返る「長良川」が良かった。旅好きの原田さんらしく、旅先での出会いを描いた話が多く、自粛ムードが続くこの時期だからこそ、どこかに行ってみたいという想いが強くなりました。いつか白神山地には行ってみたい。面白かったです。2020/06/10

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