内容説明
１７歳女子高生と中年実業家。異色コンビが怪事件に挑む！Ｍ・間近紀子とＮ・野田重人が「ＭとＮ探偵局」を開業。紀子が通うＮ女子学園で、錯乱した生徒が教師を殺してしまった。食堂で飲んだコーラに麻薬が入っていたのが原因のようだが、なぜ学園に麻薬が持ち込まれたのか？やくざまがいの実業家・野田とともに事件解明に動き出した紀子の前に、新たな殺人が…。表題作ほか１編を収録したユーモア・ミステリーの名作。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡県生まれ。７６年『幽霊列車』で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。８０年『愛妻に捧げるレクイエム』で第７回角川小説賞を受賞。２００５年、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞。０８年にはデビュー以来の著書が５００冊を突破という金字塔を達成。ベストセラーを生み出し続ける国民的作家である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
12
どういった物語なのか、ずっと気になっていた。 お嬢様高校出身の女子高生と、裏ではギャングとして生きている、中年イケオジが手を組み、探偵局を開くという。 作者が好きそうなアイデア満載。 短編集全2話となっており、第1話は2人の出会いや彼氏のことについて。 第2話は、表題作となっている。 相変わらずテンポ間もよく、アイデア豊富でめちゃくちゃ面白かった。 続編も出ているため、次回もどんなことが起こっているのか楽しみ。2024/03/09
R
7
図書館本。女子高生の間近紀子と裏の顔を持つ企業人の野田重人の「MとN探偵局」シリーズ。二作の短編集。一作目は紀子は恋人のため哲郎は子分のため真犯人を見つけ出すお話。二作目は紀子の通う高校で麻薬入りのコーラーが原因で教師がなくなり紀子と野田のコンビが解決していく。いつか続きを読もうかな。2021/07/28
coco夏ko10角
5
お嬢様学園女子高生とやくざ実業家おっさんの探偵コンビ。ページ数に対して登場人物が多い～。ケンジが可愛そうすぎる。2013/04/02
すい
4
テンポ良く読めた。 探偵モノ！って感じの謎解きが楽しい。前に読んだやつと比べて、勢いがある女子高生が大人をタジタジにさせるとこが良いよねー。 まさか、と思った人が大体犯人なのねー( ；´Д｀)赤川さん色々読んでみようかなー(・ω・)ノ2014/11/19
ユミユミ
3
いかにも赤川次郎らしい、女子高生と中年男性のコンビによるユーモアミステリ。 赤川作品は小中学生の頃夢中で読んだ反動で、しばらく遠ざかっていたんだけど、この読みやすさの凄さは大人になって初めて分かります。2012/02/11
