内容説明
東海道最初の宿場町・品川宿。「いつまでも半人前じゃいられねえ」と駆け出しやくざの矢吉が仕掛けた小さな喧嘩はやがて町同士の抗争にまで発展してしまう。酔っ払いの用心棒・やまたの彦六、町一番の美貌を持つ七変化の女郎・胡蝶も巻き込んで、暗黒街と化した品川に血の雨が降るのか!?今最も目が離せない時代作家・犬飼六岐が放つ、大江戸青春ノワールの傑作。
著者等紹介
犬飼六岐[イヌカイロッキ]
1964年大阪生まれ。大阪教育大学卒業。公務員を経て、2000年「筋違い半介」で第68回小説現代新人賞を受賞、06年同作を含む傑作時代小説集『筋違い半介』を上梓。11年には『蛻』で第144回直木賞の候補となる。人情、ユーモア、剣劇を兼ね備えた、いま最も注目を集める時代小説家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山内正
3
坂を下り目当ては袋小路の店 矢吉は店に不似合いな男市之助 間違いねぇ隆次を待つかそれとも 犬、十手持ち? 思い違いしていますよ 後ろの大男が首を掴んだ この新町を潰す気か 痛みで後の事は お前を助けた浪人ってのは分からねぇのか? 怖い人には見えねぇが 歩く姿も精一杯なようで 代貸し富蔵に話を聞けと仲間に 酒を左門に飲ますがこれがあの左門なのかと 皆が怖がる男か 次の店へと連れ出す 先にと暗闇を行く大男等が取囲み 揉み合う 記憶がないが確か四人斬った気が 刀を見ると血糊が付いてる 大松屋は黙ったままだ2021/10/20
山内正
0
ヤクザの使い走りを自分から かって出て 集金に店を回り歩く 店の女と話す内に ヤクザな家業を 辞めたらと 言われながら 段々とまともな人間になっていく様を描く2017/05/13
あんく
0
巻末の解説が秀逸。犬飼六岐の描く人たちは、反骨であり、普通に異を唱える人たちなのだ。やくざの三下になった矢吉が、品川宿に住まう人たちと交わりながら成長してゆく、時代青春小説は後口良好。2011/07/04
-
- 電子書籍
- 情報生成倫理 - 「考える倫理」の実践…
-
- 電子書籍
- 心に折り合いをつけて うまいことやる習慣




