モノ―MONO

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

モノ―MONO

  • 提携先に16冊在庫がございます。(2024年09月21日 13時20分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

モノレールに乗る人、モノレールを支える人。一本のレールがつなぐ人間ドラマを、お仕事小説の名手が、あたたかい筆致で描き出す。2024年に開業60周年を迎えた「東京モノレール」を舞台に描く、日本初「モノレール小説」出発進行!


【本書の目次】
*清藤澄奈 三十五歳 総務部 
*梅崎初巳 三十歳  運輸部、乗務区乗務員
*水村波衣 二十五歳 営業部、駅社員
*杉本滋利  四十歳 技術部、施設区線路
*『東京モノライフ』
*あとがき
*おまけ


【著者メッセージ】
東京モノレールさんはおもしろいなと、前から思っていました。浜松町から羽田空港までモノレールを走らせる会社。とてもわかりやすいです。でもそのなかには、運転士のかたがいて、駅員のかたがいて、保守のかたがいて、総務のかたがいるはずです。その全員を書きたいなと、あらためて思いました。
 ちょっとお話を聞かせてもらえたらうれしいんだけどなぁ。
 東京モノレールさん。予想を遥かに超えてきました。神対応というものがもしあるなら、まさにそれでした。
 望んだ人全員のお話を聞かせていただくことができ、望んだ以上のものを見せていただくことができました。   
(本書「あとがき」より)


カバーイラストレーション/古屋智子

内容説明

モノレールに乗る人、モノレールを支える人。一本のレールがつなぐ人間ドラマ。お仕事小説の名手が贈る日本初のモノレール小説!!

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。08年、ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作『ROCKER』(ポプラ社)で単行本デビュー。『ひと』(祥伝社)が2019年本屋大賞第2位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

182
小野寺 史宜は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、2024年に開業60周年を迎えた「東京モノレール」を舞台に描く、日本初「モノレール小説」、東京モノレールお仕事連作短編集でした。著者が書きたかったため気合が空回りしているせいか、東京モノレールの特性からか判りませんが、地味であまり大きな感動はありませんでした🚝🚝🚝私は、仕事の際は、東京モノレールを利用しますが、プライベートは、専ら空港バスです🚌(笑) https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53862-4/ 2024/09/14

hiace9000

136
感情移入を超えた作品への没入感こそ、小野寺「一人称」=モノローグ最大の魅力だろう。それを存分に堪能させてくれるのが、今作『モノ』。実在の東京モノレールを舞台にした作品であってもタイトルが『モノレール』ではない『モノ』である理由は、全編通読してみると納得とともに腑に落ちる。等身大の登場人物たちが自分目線で語り、つらつらと紡がれるものがたりは、それぞれが丁寧に生きる過去現在を淡々と繋げていく。それは弛むことなく日々当たり前のように人を運び続けるモノレールの運行のようであり、唯一単一の「ひとがたり」なのである。2024/08/19

シナモン

120
東京モノレールで働く4人の物語。小野寺さん独特のリズムで綴られる文章。読んでて心落ち着く。 自分たちが当たり前に快適な生活を送れるのはこういうたくさんの人たちの見えない支えがあってこそなんだと改めて思う。東京モノレールで働く人たちの日常、感情を揺さぶられるような大きなうねりとかはないんだけど、みんなピリッとドラマがあって面白かったです。2024/08/28

のぶ

95
東京モノレールで働く人々の4人の話だった。自分は地方に住んでいるので羽田に繋がるモノレールはあまり馴染みがない。過去に数回利用しただけだと思う。出てくる人は年齢も20代から40代。技術部や総務部など様々の職種の人。淡々と日常やその人の背景が語られていますが、大きな事件は起きない。でもそれが逆に読んでいて安心感があった。これはお仕事小説で、あまり外部の人とのつながりは描かれていないけれど。会社の内側の部分についてはいろいろと興味深いものがあって、それを知る事ができただけでも楽しかった。ドラマも楽しそうだ。2024/08/17

ゆみねこ

81
東京モノレール、まだ乗ったことがない。これを読んで乗りたくてたまらなくなった。東京モノレールに勤める4人とその周辺の人々との物語、タク女の高原夏子さんや、小説家の小倉琴恵さんもちらっと登場。飛行機で旅に出る予定は今のところ無いけれど、空港の雰囲気を楽しむためにモノレールに乗ろう。2024/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21974938
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。