モノ―MONO

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

モノレールに乗る人、モノレールを支える人。一本のレールがつなぐ人間ドラマを、お仕事小説の名手が、あたたかい筆致で描き出す。2024年に開業60周年を迎えた「東京モノレール」を舞台に描く、日本初「モノレール小説」出発進行!


【本書の目次】
*清藤澄奈 三十五歳 総務部 
*梅崎初巳 三十歳  運輸部、乗務区乗務員
*水村波衣 二十五歳 営業部、駅社員
*杉本滋利  四十歳 技術部、施設区線路
*『東京モノライフ』
*あとがき
*おまけ


【著者メッセージ】
東京モノレールさんはおもしろいなと、前から思っていました。浜松町から羽田空港までモノレールを走らせる会社。とてもわかりやすいです。でもそのなかには、運転士のかたがいて、駅員のかたがいて、保守のかたがいて、総務のかたがいるはずです。その全員を書きたいなと、あらためて思いました。
 ちょっとお話を聞かせてもらえたらうれしいんだけどなぁ。
 東京モノレールさん。予想を遥かに超えてきました。神対応というものがもしあるなら、まさにそれでした。
 望んだ人全員のお話を聞かせていただくことができ、望んだ以上のものを見せていただくことができました。   
(本書「あとがき」より)


カバーイラストレーション/古屋智子

内容説明

モノレールに乗る人、モノレールを支える人。一本のレールがつなぐ人間ドラマ。お仕事小説の名手が贈る日本初のモノレール小説!!

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。08年、ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作『ROCKER』(ポプラ社)で単行本デビュー。『ひと』(祥伝社)が2019年本屋大賞第2位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

303
小野寺さんの作品を読むのは初めてでしたが今の日本で平仮名や片仮名の2文字だけのタイトルで本を出す事は中々に勇気がいるだろうになと前々から思っていましたね。私は関西の人間ですので今までの人生で東京モノレールとは全くご縁がありませんでしたが本書の著者の取材によるフィクションとノンフィクションが絶妙にミックスされた魅力的な物語を読んで俄然興味が湧いてきましたね。それぞれに違う部署で働く若い男女四人はみな真摯に仕事に取り組む真面目な性格で共感しましたし全ての鉄道員の方々に感謝したいですね。#NetGalleyJP2025/02/04

starbro

269
小野寺 史宜は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、2024年に開業60周年を迎えた「東京モノレール」を舞台に描く、日本初「モノレール小説」、東京モノレールお仕事連作短編集でした。著者が書きたかったため気合が空回りしているせいか、東京モノレールの特性からか判りませんが、地味であまり大きな感動はありませんでした🚝🚝🚝私は、仕事の際は、東京モノレールを利用しますが、プライベートは、専ら空港バスです🚌(笑) https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53862-4/ 2024/09/14

のぶ

168
東京モノレールで働く人々の4人の話だった。自分は地方に住んでいるので羽田に繋がるモノレールはあまり馴染みがない。過去に数回利用しただけだと思う。出てくる人は年齢も20代から40代。技術部や総務部など様々の職種の人。淡々と日常やその人の背景が語られていますが、大きな事件は起きない。でもそれが逆に読んでいて安心感があった。これはお仕事小説で、あまり外部の人とのつながりは描かれていないけれど。会社の内側の部分についてはいろいろと興味深いものがあって、それを知る事ができただけでも楽しかった。ドラマも楽しそうだ。2024/08/17

まちゃ

158
「東京モノレール」を舞台に、そこで働く人々の業務やプライベートを描いたお仕事小説。東京モノレールには、その昔乗車したことがある程度でしたが、天空橋のHANEDA INNOVATION CITYは昨年訪れて馴染みがあったので、そのときを思い出しながら読み進めました。楽しめました。2025/01/02

hiace9000

157
感情移入を超えた作品への没入感こそ、小野寺「一人称」=モノローグ最大の魅力だろう。それを存分に堪能させてくれるのが、今作『モノ』。実在の東京モノレールを舞台にした作品であってもタイトルが『モノレール』ではない『モノ』である理由は、全編通読してみると納得とともに腑に落ちる。等身大の登場人物たちが自分目線で語り、つらつらと紡がれるものがたりは、それぞれが丁寧に生きる過去現在を淡々と繋げていく。それは弛むことなく日々当たり前のように人を運び続けるモノレールの運行のようであり、唯一単一の「ひとがたり」なのである。2024/08/19

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